春で水量が増した滝の動画です ドローン空撮コレクション その7

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Mavic2 Pro」の空撮動画コレクション7回目。 今回は春で水量が増した滝の空撮動画です。 石沢渓谷は切り立った断崖が続く渓谷で、両側の岩壁は「屏風岩」と呼ばれています。 徒歩10~15分ほどでたどり着く、遊歩道の最奥には、落差15mのダイナミックな「石沢大滝」が待っています。 「法体の滝(ほったいのたき)」は弘法大師にまつわる逸話が数多く残る鳥海町百宅地区にある滝で、映画「釣りキチ三平」のクライマックスシーンのロケ地としても有名です。 他の空撮動画はYoutubeチャンネルから見てみて下さい。

桜景色の空撮4連発! ドローン空撮コレクション その6

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Mavic2 Pro」の空撮動画コレクション6回目。 桜の風景を一日でどれだけ回れるかチャレンジ!今回は桜景色の空撮4連発です。 (Youtubeには6か所分アップしていますが、ブログに全部載せるとうるさかったので、4つに絞って載せました) まず最初は、国の名勝にも指定されている角館町の「桧木内川堤」の桜景色です。 次は県内でも有数の桜の名所「八乙女公園」。八乙女山を薄紅色に染め上げる約2000本の桜は圧巻です。 斜面に木製の橋を設置した散策路も素敵で、まるで空中回廊を歩いているような感じで、目と鼻の先に桜を楽しむ事ができます。 横手城(横手公園展望台)と満開の桜の組み合わせが美麗な「横手公園」 桜まつりの時期、展望台横の広場は花見をする人々で賑わいます。さらに24万平方メートルという広大な敷地の随所に植えられたソメイヨシノをはじめとする約3000本の桜が見事で、特に朱色のアーチ橋や新緑との対比がとても美しいです。 日本さくら名所100選」に選ばれた「真人公園」の桜景色。 苑池の周りを囲むように植えられた桜の樹々が、背景にそびえ立つ真人山に彩りを添えます。 他の空撮動画はYoutubeチャンネルから見てみて下さい。

春が来た!桜のある景色を撮影してきました ドローン空撮コレクション その5

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Mavic2 Pro」の空撮動画コレクションも5回目。 春になったので、今度は桜のある景色を撮影してきました。 満開にはちょっと早いですが、逆にまだ咲き始めのピンクの部分と、咲いている白い桜が斜面をグラデーションするように染め上げていて綺麗でした。日本海が一望できる丘の上なので、真っ青な海と空に、薄紅色の桜が映えます。 下の方が散り始めた頃にもう一度行ったので、二日分の映像が混ざっています。 イベント期間中は基本的にドローンを飛ばす事は禁止されているので、桜祭りが終わった後の風景です。 民家のない場所から飛ばして、苑池を一周してきました。 お祭りが終わっているので、縁日や出店はありませんでしたが、駐車場にも余裕で停められて、お花見には最適でした。

「Lenovo YOGA BOOK C930」高解像度液晶とE-ink搭載のYogaBookの後継機は、性能もデザインも良いが非常に惜しい! 簡易レビュー

Lenovo YOGA BOOK C930」はLenovoから発売された、キーボード部分にE-inkを搭載するのが特徴の 2 in 1 タブレットPC。以前に同社から「Haloキーボード」という物理キーのないスクリーンキーボードを搭載し、YOGAの名の通りキーボード部分が360度回転する「YOGA BOOK with Windows」と言う端末が発売されておりましたが、こちらはその後継機となります。 前機種の「YOGA BOOK with Windows」はなかなか面白いモデルではありましたが、CPUがAtomという事もあり、実用面では若干物足りなく感じる場面が多々ありました。しかし「Lenovo YOGA BOOK C930」はCPUに「Core m3-7Y30」もしくは「Core i5-7Y54」を搭載し、フォトレタッチやイラスト作業でも十分実用的な機種になっております。

購入にいたるまで

はい、またLenovoがやってくれました。 「Lenovo YOGA BOOK C930」を一言で表すなら、俗に言う「変態ガジェット」ですね。 もう、こういう端末を愛してやまない諸兄には垂涎の一台だと思います。かく言う私もその一人。前機種の「YOGA BOOK with Windows」も持っていますが、当然「Lenovo YOGA BOOK C930」も買っちゃいました。 前機種「YOGA BOOK」のキーボード面は「Haloキーボード(読みはハロなのかヘイローなのか忘れた…)」というスクリーンキーボードが搭載されていて、付属のスタイラスで筆圧感知のペンタブレットのように使う事が出来ました。しかし液晶面は筆圧には対応しておらず、YogaTabletのAnypenと同じく、細いペン先(や物)でも描ける機能のみでした。当時はSurface Pro 4も使っていて、直接画面に描けた方が実用的なので、「YOGA BOOK」のペン入力はあまり使いませんでした。 それでも「YOGA BOOK」の薄さや携帯性は気に入っていて、Surface Pro 4よりもよく持ち歩いていました。 今回の「YOGA BOOK C930」は、このスクリーンキーボードの部分がE-inkに変更されて、尚且つ前機種では不満だった液晶面も筆圧感知のデジタイザが搭載されているそうです(液晶面には保護シートを貼ってないので、私は実際に試していませんが…笑) しかも、筆圧感知は前機種の倍の4096段階で、傾き検知にも対応というから隙がありません。 液晶とE-inkの二画面端末と言うと、お気に入りだった「Yota Phone 2」や、昨年リリースされた最新型の「YOTA3+」(YOTA3以降はイマイチだったので、絶賛スルー中…笑)が思い出されます。 「YOGA BOOK C930」の液晶側は2560x1600ピクセルと高解像度で、E-ink画面も1920x1080ピクセルの高解像度なものを搭載しております。 しかも、CPUは前機種のAtomから大幅にスペックアップされていて、第7世代の「Core i5-7Y54」搭載モデルまであります。 こりゃもう、買うしかねーな!と思っていたのも束の間。スペックアップの影響で価格が前機種の倍以上となっておりました…。 2018年はMacBookProを新調したばかりだったので予算が無く、購入を諦めていたのですが、2019年に入ってから結構値下がりしていたので、思わずポチってしまった次第です。 ▼ 私が購入したのは、前機種同様LTE搭載の「Core i5-7Y54」モデルです。 前機種はAmazonが最安でしたが、C930はなかなか安くなりません…。セールを狙いましょう。
▼ 逆に液晶保護シートはミヤビックスのセットモデルがあるAmazonがお得です。 (現時点では他にはありません)
▼ ちなみに私は今回はポイントの使える&貯まる楽天で購入しました。

開封レポート

前機種の白にオレンジのスリットが入ったオシャレなパッケージとは、また雰囲気が違う箱です。
なんだか墓石みたいな…いや、見た目的にプレステ2みたいかな?(笑) 墓石っぽさを醸し出す大理石風テクスチャに、紫のスリットが入って、まぁ高級感があります。
周辺機器等は小分けにした箱に入っておりました。最近、このタイプが多いですね。
こちらが本体です。色は若干違えど、デザイン自体は前機種とあまり変わっておりません。
裏面もいたってシンプル。前機種同様ゴム足が無いので、傷がつきやすいです。 私は自分でゴム足を買ってきて付けました。ダサくなりますが、背に腹は代えられない。
前はシルバーでギラギラしていた「ウオッチバンドヒンジ」が黒く塗られて、落ち着いた感じになっています。「YOGA BOOK」に限らずYOGAシリーズと言えば、このヒンジが特徴的。いくつものギアが噛み合った、このギミックのおかげで、液晶側の角度を無段階で固定する事が可能になっております。
ノートパソコンによくある、指をかける切れ込み(ノッチ)が無いので、非常に開きにくいです…。 ところが「YOGA BOOK C930」には面白い仕掛けがありまして…。
天板をコツコツと2回叩くと、ハマグリが口を開くように自動的にパカっと開きます。 最初はこれが面白くて、無意味に何度も叩きまくりました(笑) ちなみに、音量ボタンの下を長押ししても開きます。
液晶を見やすい所で固定した例。YOGAの名称通り、キーボード面を360度回転させてタブレット形状にする事も出来ますし、180度の位置で開いたままペタッと平面状に寝かせることも可能です。
電源を付けるとこんな感じに、キーボードが表示されます。 E-ink面は反射を抑えたアンチグレア処理がされています。
向かって右側の拡大。キーボード上の丸い部分は指紋センサー。 USBポートはMacBook同様に充電兼用のType-Cのみ。他に電源ボタンと音量ボタンがあります。
向かって左側にもType-CのUSBポートがあります。 私の購入したモデルはLTE搭載機なので、その横にはSDカードとSIMスロット取り出し用のピン穴が見えます。格安SIMを入れて、外でネットをするのに便利。
天板にはキラリと輝くLenovoのロゴ。あまり主張せずに、隅っこにあるのが文房具みたいでオシャレですね。

E-ink部分を見てみる

こちらが最大の特徴のE-inkを使ったキーボード。日本語だろうが、英語だろうが自由自在に変化させられます。「Haloキーボード」同様、慣れるとそこそこ快適にタイピングできますが、タッチパッド部分だけは使いにくかった。 ただ前機種と違って、キーを入力すると、E-inkによるアニメーションとモーターによる振動で打鍵感がちょっとだけ味わえます。まぁ、言ってしまえばスマートフォンタブレットにあるスクリーンキーボードへの入力バイブと一緒ですね。
右上のメニューバーから設定画面を開いたところ。音や振動の強さ設定やオンオフが出来ます。 ちなみにE-ink部分はWindowsとは別の独立したハードウェアとして動作しているみたいです。
キーボードの色やスタイルは(言語は関係なく)4種類から選択可能です。
こちらはクラシックスタイル。「Haloキーボード」同様の配置ですね。 狭いキーピッチや、ちょっと変則的で使いにくい所も一緒。
こちらは新しいモダンスタイル。タッチパッドは切替式になりますが、キーが大きくなって打ちやすいです。変則配置はそのまま。
キーボードのキー部分を白にする事も可能です。こちらの方が見やすいかな? ちなみに、E-ink部分にはバックライトがないので、暗い所では見難くなります。
こちらはスリープ時等に表示させるイメージを選択できます。
プレビューしてみるとこんな感じ。
ノックして開く機能をオフにする事もできます。カバンの中などでの誤作動防止用でしょうか?
プライバシーポリシーの画面。E-ink画面の解像度が高いので、文字表示は非常に奇麗ですね。
こちらはヘルプ画面。簡易マニュアルです。 テントモードやタブレット状態でオフになった画面をオンにするにはダブルタップします。
E-inkリーダーの解説ですね。後述しますが、この機能がもっと充実していれば…と、とにかく悔やまれます。
クラシックとモダンスタイルでのキーボードの使い方の説明。
E-inkリーダーのファイラーでは、特定の場所にあるPDFファイルを開くことができます。 残念ながら対応形式はPDFのみ。電子書籍に多いEPUBやCBZ(楽天KOBO等で使われているZIP圧縮の形式)が開けたら良かったのに…。 [2019/04/23 追記] 海外のフォーラムでE-ink関係の機能がアップデートされてepubが読めるとか、OneNoteが使えるとか書いてますね。 [2019/04/24 追記] いや、マジでepubが読めるようになっていますね。下記を入れてみて下さい。 https://support.lenovo.com/jp/ja/downloads/ds505122 - You could customize your personal E-ink display power off picture. - Reader will Support more eBook format (Txt,ePub,Mobi). - Support sync to OneNote - Support book mark(only one book)
こちらはメモ帳の画面。線はベクター形式で書き込まれるので、ちょっとクセがありますが、使い勝手は良いです。

前機種「YOGA BOOK」やMacBookProとの比較

左が「YOGA BOOK C930」、右が「YOGA BOOK」です。 並べてみると、かなり色味が違いますね。デザインはほぼ一緒です。
開くとキーボード部分の違いが良く分かります。 目立つところに貼られた「Core i5」のシールがスペックアップを主張しています。
厚みはほぼ一緒。それにしても、このシリーズは驚くほど薄いですよ。 個人的にはこの薄さが気に入っているポイント。
今度は右に並べたのがMacBookPro(13インチ)です。 すみません「YOGA BOOK C930」にはゴム足を付けてしまったので、その分を考慮して比較してみて下さい。 MacBookProはデザインが上手なので薄く見えますが、実際は「YOGA BOOK C930」の厚さはMacBookPro(13インチ)の下部くらいしかありません(ゴム足付けても、まだ薄いです)
こちらはあまり意味ないですが、MacBookPro(13インチ)との大きさ比較。 ちなみにスペック比較だと「YOGA BOOK C930」はMacBookProと比べても良いくらい高性能ですよ。液晶も2560x1600ピクセルとMacBookPro(13インチ)と同等の高解像度で、CPUも同じCore i5を搭載しています(厳密にはYとUの違いがあるので、性能差は結構ありますが…) ただ、こちらのMacBookProは2018年のTouch Bar搭載モデルなので、CPUのi5の世代が第8世代(Touch Barなしのモデルだと第7世代)と一つ新しくなっております。
付属のスタイラスです。LTE搭載も含めて、ここいら辺はMacBookに無いアドバンテージですね。
スタイラスは磁石によってくっ付きます。

E-ink画面をメインに使ってみる

モダンスタイルのでキーボードは、タッチパッドが切替式になっています。 楕円の部分を触ると、通常はこんな感じで、スペースキーがある場所に…。
タッチパッドが表示されます。しかし、その代わりにスペースキーと左右のAltに挟まれたいくつかのキーが消えてしまいます。スペースキーが消えるのはちょっと不便ですが、これらを同時に使う事はあまりないので問題ないかな?ただ、タッチパッドを使うのにワンクッション入るのは、やはり使いにくいです。
お次はE-inkリーダーで漫画を読んでみます。PDFにて無料公開されている定番のアレです。 基本的にPDF文書を読むための機能なので、ページ送りが逆ですが、結構快適に読めますね。 E-inkの書換え速度や、リフレッシュも気にならないです。 ちなみに端末の向きを自動判断して、見開きと単ページの切り替えを行ってくれるのですが、欲を言えば実際の本みたいに液晶画面とE-ink画面に渡って見開きを表示したりして欲しかったです。
元々の目的であるPDF文書の閲覧は、使い勝手は悪くないですが、機能が少ないのであまり多用したいとは思えません…。まぁ、拡大縮小など基本的な事は一応可能です。 せっかくの独立したハードウェアなので、Windowsを立ち上げなくてもE-inkリーダーやメモ帳とか使えれば面白かったのに。
こちらはスクリーンメモ機能。 Windowsの画面のスクリーンショットを取得して、色々書き込めます。 ただ、こちらの機能は全てクリップボード経由でやり取りするので、かなり不便ですね…。 メモ程度なら、わざわざE-ink画面を使わず、液晶面に直接書き込んだ方が良いです。
ぶっちゃけ、一番期待していたE-ink画面の活用がイマイチ過ぎます。 せめて、上に挙げた「Yota Phone 2」並みの事はさせて欲しかったです…。 「Yota Phone 2」では、メインスクリーンとほぼ同じ画面をE-ink画面に表示して操作可能でした。 「YOGA BOOK C930」で例えるなら、WindowsそのものをE-ink画面でも操作できる感じです。発表当初には、これが出来るようになると期待していたのに、全く期待ハズレでした。LenovoにはE-ink画面のファームウェアのアップデート、もしくはE-ink画面を制御するAPIを公開して、どうにか「Yota Phone 2」並みの事が出来るようにして頂きたいです。 (マルチディスプレイの表示画面を拡張するで、E-ink画面にWindowsの拡張表示が出来るだけで良いので…) これが出来るだけで、大化けする端末ですよコレは。 (漫画や本を読むときは、液晶画面をオフにして、E-ink画面のみで閲覧出来たり、筆圧感知の効くE-ink画面で高度なWindowsのソフトを使ってイラストを描いたり…夢は広がります)

実際に色々使用してみたレポート

起動直後のデスクトップ画面はこんな感じです。
Microsoftによって要らないアプリてんこ盛りにされます。 毎度のことながら、まずはこれを消す事からスタート。
では、初期設定が終了した所で、趣味を兼ねた動作確認のためにゲームを入れてみます。 少し前のゲームですが、グラフィックも奇麗で重そうな「BioShock Infinite」は意外と動きますね。 解像度はフルHDでも、アンチエイリアスと影の処理さえ低くすれば、他は中設定くらいで遊べるレベルで動作します。
「Borderlands2」はそれ以上に快適に動きます。
メモリ不足を心配しましたが、少し前のゲームならAAAタイトルでも動作に問題は無さそうです。
さすがに「NieR:Automata」は重かった…。 HD解像度で低設定なら、なんとか遊べるレベル。
しかも、E-ink画面のキーボードで最初のシューティング部分を乗り切るのはなかなか至難のワザ…。
最近のインディーズゲームでも、結構グラフィックの奇麗なものは重いですね。
基本性能が高いので、そこそこの設定なら、最近のゲームなんかも動くみたいです。 ただ、せっかくの高解像度ですが、これをフルに生かすには、かなり軽めのゲームじゃないと難しいです。

まとめ

「YOGA BOOK C930」はスペックが高いので前の「YOGA BOOK」では難しかった作業も難なくこなせてしまいますね。 ちょっと無理すれば、MacBookProみたいに動画編集まで出来るか?と思ったのですが、如何せんメモリが4GBというのがネックになりますね。私が購入したのは(定価だと)MacBookPro並みに高価な最上位モデルなのですが、最下位モデルと一緒でメモリは4GB固定なんですよ…。これは大いに不満です。 せっかくCPUの性能も高く、液晶も高解像度で、バッテリーの持ちも良いのに、このメモリの少なさが実用面ではネックになります。 せめて8GBあれば…と悔やまれますが、よく考えるとWindowsは仕事や作業では使わないので、個人的には別に問題ありませんでした(笑) 一般のビジネスユーザーの場合は、オフィス関係やWEBがメインになると思いますし、イラストやフォトレタッチなら、このスペックでもこなせてしまうので、これ以上の価格の上昇や、薄さを守るための落とし所としては悪くないのかもしれません。ゲームや動画編集・CG制作、プログラミングの用途には向きませんが、これらの作業をモバイルPCで行う人は元々居ないでしょう。 一番残念なのが、やはりE-ink画面の扱いですね。 こちらに「Yota Phone 2」みたいに、実際に操作可能なWindowsの画面が表示できれば完璧でした。 今できることは、PDFを閲覧する事と、スクリーンショットへのメモ書き程度なので、あまり実用性がありません。 さらに、キーボード面もせっかくE-ink搭載で自由にカスタマイズ出来るのかと思いきや、基本的には前機種と同じで、ただ使いにくいだけのスクリーンキーボードになってしまっています。 良い点と悪い点を箇条書きすると… 良い点 ・薄くて、軽いのに高性能。 ・デザイン・金属質感が良い。 ・持ち運びに便利で、LTEを生かせる。 ・液晶もE-ink画面も高解像度で奇麗。 悪い点 ・せっかく高性能なのに、メモリが少ない。 ・E-ink画面を生かしきれない。 ・キーボードの配置をカスタマイズできない。 と言った感じです。 アップデート等でE-ink画面の扱いが変われば、評価は180度変わると思います。 少し辛口な評価になってしまいましたが、期待が大きかった反動ですね。 スペックも含めて、デザインや携帯性など、モノ自体は非常に良いです。 [2019/04/23 追記] 海外のフォーラムでE-ink関係の機能がアップデートされてepubが読めるとか、OneNoteが使えるとか書いてますね。 [2019/04/24 追記] いや、マジでepubが読めるようになっていますね。下記を入れてみて下さい。 https://support.lenovo.com/jp/ja/downloads/ds505122 - You could customize your personal E-ink display power off picture. - Reader will Support more eBook format (Txt,ePub,Mobi). - Support sync to OneNote - Support book mark(only one book) ファームウェアのアップデートもありますね。自動では当たってないみたいなので、まだの人はどうぞ。 https://support.lenovo.com/us/ja/downloads/ds506310 ▼ 私が購入したのは、前機種同様LTE搭載の「Core i5-7Y54」モデルです。 前機種はAmazonが最安でしたが、C930はなかなか安くなりません…。セールを狙いましょう。
▼ 逆に液晶保護シートはミヤビックスのセットモデルがあるAmazonがお得です。 (現時点では他にはありません)
▼ ちなみに私は今回はポイントの使える&貯まる楽天で購入しました。

需要無視で冬の間に撮りためたドローン動画を掲載 ドローン空撮コレクション その4

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Mavic2 Pro」で撮影した空撮動画がいくつか溜まってきたので、需要無視で懲りずに載せた記事の続きです。 今度はお城を空撮してみました。 雪が少なくなってからの撮影なので、あまり冬って感じはしませんが、やはり雪景色にお城は似合いますね。 以前に掲載した渓谷の冬バージョンです。 名物の大氷柱を撮影に行ったのですが、残念ながら氷柱は溶けて小さくなっていました。 今年は悪天候が続いて、なかなか撮影できなかったので、来年こそは大氷柱をカメラに収めたいです。

需要無視で冬の間に撮りためたドローン動画を掲載 ドローン空撮コレクション その3

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Mavic2 Pro」で撮影した空撮動画がいくつか溜まってきたので、需要無視で懲りずに載せたいと思います。 今回は霧の中をドローンで撮影した動画二連発です。 およそ90mから100mほどの朝霧を抜けてみました。 地上がマイナス8度だったので、上空はマイナス10度くらいでしょうか? 飛行後、機体の一部に霜が付着していました。 再び霧中の撮影に挑戦です。霧の厚さは前回と同じく100mでした。 早朝から昼にかけて撮影したので、霧が晴れた後の山の美しさも格別です! いかがでしたでしょうか? 冬にはよくある朝霧の光景ですが、雲を抜けるとこんな世界が広がっているんですね…

古いWindowsタブレットにAndroidを入れてデュアルブートにしてみる [MSI WindPad 110W]

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当ブログでは、よくWindowsパソコンにMacOS Xを入れる夢を見ているのですが、今回はAndroidを入れてデュアルブートさせてみる記事です。 x86環境へのAndroidのインストールはずっと昔から行われていて、珍しくもなんともないのですが、親の使っている中華Androidタブレットが壊れてしまったので、代わりに使わないで置物と化している古いWindowsタブレットに最新のAndroid8.1を入れてみたら、思いのほか実用的だったので、そのやり方と、動作状況を載せてみようと思いました。
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今回使うのは、2012年くらい(正確には2011年12月)に発売されたドスパラの「Prime Erdes Pad NT1」というWindowsタブレット。 こちらはプロセッサにAMD Z-01を搭載した珍しいタブレットで、同時代のAtomよりもCPU性能は若干劣りますが、APU(AMDが呼ぶGPU統合チップの事)に「Radeon HD 6250」を搭載しグラフィック性能はAtom機の数倍という面白い機体。他にもメモリは4GB、ストレージには64GBのSSDを搭載するなど、当時のタブレットとしては結構頑張っているスペックです。オフィスなどのビジネスアプリなら、今でもサクサク動きます。 現代のゲームもAAAタイトルは無理として、インディーズのゲームなら3Dでもそこそこ動くのは驚き。後述しますがAndroidの3Dゲームも結構(Windowsより)快適に動きますよ。 実はこのタブレットMSIから発売されている「WindPad 110W」のほぼ同型機で、デザインやカラーリングに加えて若干の構成が異なる以外はOEM元の「WindPad 110W」と同一スペックです。下の写真で、机に置いている方が「WindPad 110W」です。
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この2モデル、メモリやSSDの換装が非常に簡単に行える(もっと言えばWiFiの換装や、二つ目のSSDの増設も可能です)のも特徴で、「WindPad 110W」の方は分解してメモリ8GBに128GBのSSDという構成にしております。

インストール用のUSBメモリを作成

では、早速WindowsAndroidデュアルブートでインストールする事にします。ブートローダーの関係でWindowsAndroidの順でインストールした方が簡単です(既存のWindowsと共存させる場合は、パーティションを再設定し直して、Android用に領域を確保して下さい) まずは「Android-x86 - Porting Android to x86」に行って、インストール用のISOイメージをダウンロードさせてもらいます。 新しいバージョンではnVIDIAAMDのハードウェアアクセラレーションに対応したと書かれていますね。「Radeon HD 6250」搭載の「WindPad 110W」では、さらなる高速化が期待できます。 Android-x86では、32bit版と64bit版が提供されているのですが、「WindPad 110W」の場合は64bit版だとエラーになったので、32bit版をダウンロード。
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次に「Rufus(ルーファス)」や「LiLi(LinuxLive) USB Creator」といったISOイメージをUSBメモリに書き込むソフトウェアをダウンロードします。どちらでも好きな方をお使いください。ISOイメージをDVD等に焼いた場合は、外付けDVDドライブから直接起動してインストールしてもかまいません。
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下のスクリーンショットでは64bit版を書き込んでいますが、先ほど述べたように「WindPad 110W」ではエラーを起こすので、当該機種にインストールする場合は32bit用を書き込んでください。Rufusの場合、「ISOHybridイメージを検出しました」というダイアログが表示されたら、推奨が付いている「ISOイメージモードで書き込む」を選択して下さい。
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これでAndroidインストール用のUSBメモリが完成です。

Windowsクリーンインストール

私の場合Windows7からWindows10にアップグレード済みなので、クリーンインストールを行う事にします。Windows10のインストールもUSBメモリから行う場合は、MS謹製のUSBメモリ制作ツールでISOを書き込みましょう。 もちろん外付けDVDドライブからでも結構です。ちなみに「WindPad 110W」の場合は、起動画面でF11を押すとブートデバイスを選択することができます。 既存のWindowsの入ったドライブにAndroidをインストールする場合は、この項目は読み飛ばしていただいて結構ですが、とりあえず「ディスクの管理」からAndroid用の領域を8GBほど確保しましょう。LinuxをLiveCDから起動して、パーティションを自由に編集してもOKです。 こちらはUSBメモリからWindows10のインストーラーを起動した様子。
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既にWindows10へのアップグレードが済んでいるので、ここでは「プロダクトキーがありません」を選択。
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次にWindowsをインストールするパーティションを選択します。 下の写真では、Windowsインストーラーを使ってパーティションを切ったので、先頭にシステムで予約済みの領域があります。別にこのままでもかまいませんが、この区分けが気に入らなかったので、結局Linux Live DVDから起動してAndroidが先頭になるようにパーティションを編集しなおしました。
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後はWindows10がインストールされるのを待つだけです。
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ドライバはほとんど勝手に当たってくれます。しかし、前に使っていたWindows 10 バージョン1709 (Fall Creators Update) では問題なかった画面の輝度調整が、Windows 10 バージョン1809 (October 2018 Update)を当てたら、出来なくなりました。 あと、Bluetoothにも不具合ありです。輝度が調整できないのは、何気に不便なので直して欲しい所・・・。
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次にAndroidのインストール

実機だとスクリーンショットが奇麗に撮れないので、ここからはMacの仮想環境によるインストール画面になりますが、実機でもほぼ一緒です。 まずAndroidが動くかどうかを確認するには、一番上のLive CDモードを選択します。 インストールする前に自分のマシンでAndroidが動くかどうかを確認した方が良いでしょう。 実際にドライブにインストールするには上から3番目のInstallationを選びます。ここではインストールを選択。
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Android用のパーティションを作成するため「Create/Modify partitions」を選択します。 GPTにするかどうかを聞かれたら「No」を選択。
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cfdiskが立ち上がるので「New」を選択して領域を作るか、既存の領域を選択します。画面例ではパーティションがありませんが、既にWindowsがインストールされている場合は、消さないように気を付けてください。 続けてプライマリーパーティションとするので「Primary」を選択。ブート可能なパーティションとするため「Bootable」も選んでおきましょう。 全てOKならカーソルを「Write」に移動して書き込みます(これが行われるまでは、パーティションの設定は書き込まれません)。最終確認を求められるので「yes」と入力。終わったら「Quit」を選択してツールを閉じます。
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次はAndroidを入れるパーティションのフォーマット。ここでは「ext4」を選択して下さい
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フォーマットするとデータが全部消えますよ~という警告が表示されるので、問題ないなら「Yes」を選択。
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ブートローダーの「GRUB」をインストールするか聞かれるので、「Yes」を選んで下さい。 これをインストールしないと、Androidは起動できません(後から自分で入れても良いですが面倒です) 仮想環境の例の場合は表示されませんが、Windowsが既にインストールされている場合に「Do you want to create a boot item for Windows?」と訊いてくるので「Yes」を選択します。
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システムディレクトリの書き込みの許可を求めるダイアログが表示されるので、root化したいなら「Yes」。 安全に使いたいなら「No」を選びます。
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Androidシステムの書き込みが始まります。
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スグに起動するか、再起動するか聞かれるので、お好きな方を選択して下さい。
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Androidの起動画面が表示されます。結構長いです。
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見慣れた設定画面の登場です。
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デフォルトのホームはこんな感じ。かなりサクサク動きます。普通のAndroidタブレットと同じですね。 1万円以下の激安タブレットよりも快適です。アクセラレーターが効いているからかな?
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こちらはアプリ一覧を開いたところ。基本的なシステムしか入っていません。
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まとめと起動の様子を撮影した動画

以上で「WindPad 110W」や「Erdes Pad NT1」 にAndroidを入れてみた記事は終わりです。 下に実際にWindowsからAndroidに切り替えた動画を載せておきます。上でも書きましたが、最新のWindowsにアップデートしたら輝度調整が効かなくなったので、最初は画面が暗いです。 電源オンからブートローダーに移った直後はタッチ操作が出来ないのでOSを選択するには、音量の上下キーでカーソルを移動して下さい。 決定ボタンは「WindPad 110W」や「Erdes Pad NT1」の場合は、タッチ式ボタンの一番上(「O-Easy」の起動ボタン)で行えます。 Androidで起動した動作感は、アクセラレーターが効いているのか、Android自体が軽いためか、かなり快適ですね。 国内で売っている1万円前後までで購入できる、低スペックAndroidタブレットよりもサクサク動いてくれます。液晶の解像度はFireタブレットより高解像度な1280x800なので、普段使いで困る事はありませんし、メモリも換装済みとは言え8GB(標準でも4GB)もあるので、ゲームのように処理速度を必要とするアプリ以外では問題になる事はないでしょう。ただ「Radeon HD 6250」のおかげか3Dゲームも、AAAタイトルでなければ、そこそこ動いてくれますね。 しかし、初心者が使うにはいくつか気になることがあって、親には結局AmazonのFireタブレットを渡すことにしました。 まず一つ目が、スリープからの復帰が電源長押しなので、ちょっと面倒です。加えて、スリープ中にインジケーターが点灯しっぱなしなので、これも気になります。また、Android用に最適化されてないためか、バッテリーの減りがWindowsの時よりも早いです。 そして、致命的なのが起動後にタッチ操作ができなくなる事があります。その場合は再起動する事で治ります。一度正常に使える状態で起動したら、電源を切らなければ良いのですが、上に述べたようにバッテリーの消費が大きいので、いつの間にか電源が切れている事もしばしば。 まぁ、これは「WindPad 110W」や「Erdes Pad NT1」の問題なので、他のタブレットやパソコンにAndroidを入れた場合は、上記のような問題はないかもしれませんし、逆に別の不具合がある可能性もあります。 WindowsパソコンへのAndroidのインストールはくれぐれも自己責任でお願いいたします。 ちなみに「WindPad 110W」や「Erdes Pad NT1」へはMacOS Xは入りませんでした(笑) MacOS Xの夢を見ている記事一覧はこちら