あけおめ空撮 「Mavic2 Pro」で撮影してみたドローン空撮コレクション その2
明けましておめでとうございます!
「SMACH Z」が届かないまま2018年が終わってしまいました(泣・・・発売するのか心配)が、気を取り直して・・・。本年もよろしくお願いいたします。2019年も面白いガジェットを追い求めて、散財したいと思います。
とりあえず、今年は6DoFのトラッキングが可能になる「Oculus Quest」が楽しみ!!
「Mavic2 Pro」で撮影した空撮動画がいくつか溜まってきたので、懲りずに参考までに紹介したいと思います。
まず最初は初日の出・・・ではなく前日の日の出ですが(元日は天気が悪くてドローンを飛ばせませんでした)、皆さまへの年賀状がわりに貼らせて頂きます。
「Mavic2 Pro」は本当に綺麗に映るので、飛ばしに行くのが楽しくて仕方ありません。
日本海側は年末から天気の悪い日が続きますが、ちょっとでも晴れ間があれば手がかじかもうが、鼻水がズルズルだろうが外に行きたくなります。
お次は、雪が降る前に撮っておいた観光地の空撮映像。
渓谷の底なのでGPSが効きませんから、手動でかなり狭い場所を飛ばさなくてはいけませんでした。一度地上以上に登ればGPSは捕捉できるみたいですが、再度降りてくると見失いますね。警告アラームが鳴りっぱなしでヒヤヒヤものです。
あと、スキー場とか色々撮りためているので、動画編集が終わったら、こちらの記事に追記したいと思います。
初雪だ!「Mavic2 Pro」で撮影してみたドローン空撮コレクション その1
以前のMavic2 Proのレビュー記事に書いた通り、機体を手にしたのが秋口(発売は8月末)なのに加えて、9月10月は天気の悪い日が多く、今年はあまり撮影できませんでした。しかし、時間をみつけて少しだけMavic2 Proで撮った映像が溜まってきたので、いくつかご紹介したいと思います。
まず最初は初雪が降ったあたりの近所の様子です。
オリジナル解像度の4K映像でアップしていますので、なるべく通信環境の良い状況で見てみて下さい。
30秒ほどの短い動画ですが、Mavic2 Proの解像感の高さと発色の良さが分かると思います。
基本的にドローン(に限らずカメラ)は、明るすぎる雪や晴天には弱いのですが、Mavic2 Proなら減光させる事の出来るNDフィルターを使わなくても、光の当たった白い部分が潰れずに奇麗に撮れています。
こちらも白飛びと逆光に耐えている様子。
遠くの山の雪渓の部分も描写されていますし、光に当たった風車のマークや部品も潰れていません。
お次は木の枝などの細かい部分の解像感に注目してみて下さい。
かなりクッキリと映っていると思います。
あと、光をもろに受けているのですが、滝が意外と白飛びしてません。
そして、滝の中に見える虹まできっちりと映してくれています。
こちらは木の枝もさることながら、草や風化した石壁の細かい部分まで撮影されています。
Mavic2 Proのカメラは、並みのビデオカメラじゃ太刀打ちできないほど奇麗ですね。
さすが1インチのイメージセンサーを使ったHasselblad(ハッセルブラッド)のカメラです。
10万円前後のハンディカムでも、ここまで精細に撮影できませんよ…。
Mavic2 Proで撮影するのが楽しくて、できれば天気が良ければすぐに外出したいくらいなのですが、忙しくて月1くらいでしか撮影に出かけられません…(泣)でも、2019年には撮りまくる予定なので、空撮動画が溜まったら、またご紹介したいと思います!
それにしても、Mavic2 Proの性能は凄いですね…。上位機種以上かもしれません。空撮性能も利便性も高いのに、価格は安いです。現時点でのベストバイドローンと言えますね。
あと、先週からYoutubeチャンネルを始めました。定期的にドローン動画をアップしていきますので、ぜひチャンネル登録をお願いいたします。チャンネルの中にはPhantom4で撮った動画もあるので見てみて下さい。
追伸:初雪の次の週あたりから、大雪が降って外出すら困難になりました…(泣)
「DJI Mavic2 Pro」ハッセルブラッドのカメラでさらなる高品質な映像に!飛行時間も伸びて、実用性抜群の小型ドローン 簡易レビュー
Mavic2 ProはDJI製の一般向けドローンとしては(2018年時点で)最新のモデルで、撮影性能は上位機種のPhantom4 Pro Ver2と同等か、Hasselblad(ハッセルブラッド)製カメラを考慮するとそれ以上の性能と言える機体になります。他にも全方位で障害物探知が可能なセンサーが搭載されたり、飛行時間が30分以上に伸びたりと、基本性能の向上も目覚ましく、今選ぶならベストなドローンです。
当然コンパクトに折りたためる持ち運びの容易さは継承されております。
私は山の中にある滝を見るのが好きなので、複数台のカメラを担いで山や沢を登るのですが、最近はそれにドローンが加わりました。
しかし、一般向けの最高機種であるPhantomなどは専用のキャリアケースに入れると結構な大きさで、カメラと合わせると大荷物になってしまいます…。そんな時に目にしたのが、持ち運びに便利なMavicシリーズでした。
次に買うならレンズ交換式と噂されるPhantom5だと思っていたのですが、Mavic2 Proの性能と作例を見て十分実用的だと確信し早速注文。何より、ガジェットマニアの私の琴線に触れたのは、やはりデザインのカッコよさですね(笑…趣味においてはコレ重要)
元々PhantomシリーズよりMavicシリーズの方がSF映画的でカッコいい(Inspireのデザインも好きなのですが、アレは一般人には高すぎ…)と思っていたのですが、奇麗な空撮映像を残すには性能不足で、どうしてもPhantomシリーズを選ばざるを得ません。
ところが、2018年夏に発表されたMavic2シリーズ(Mavic2 Zoomも一緒に出ましたが、ズームが出来る以外は撮影性能は劣ります。しかし、イベント撮影等ではズームの方が活躍するかも!?)は上位機種と比べても見劣りしません。
折りたたんで持ち運べる利便性の高さはもちろん健在で、私の用途にはピッタリでした。
現在一般向けとして販売されている最上位機種のPhantom4 Pro Ver2と比べると4K60fpsで撮影できないとか、ATTIモードに出来ない(改造すれば可能ですし、私のように滝撮影でGPSの取得できない山深いところに入っていくと、自動的にATTIモードになります)等、若干劣る部分はあるのですが、レンズの性能や持ち運びの利便性を考えると、Mavic2 Proの魅力が際立ちます。
特に1インチのイメージセンサーを採用したハッセルブラッド製のカメラの色味や、ダイナミックレンジの広さ。さらにlog撮影が可能な点から、撮影された映像を見比べるとMavic2 Proの方が綺麗に見えました。具体的にはPhanom4に比べて、ディテールの細かさも白とび、黒つぶれのしなさもMavic2 Proの方が上だと思いました。
結構デカイ箱に入ってきます。
折りたたんだ状態でもデカイです。
持ち運び時に、かなり邪魔になります…。荷物になるので山には持っていかない方が良いかも。
非純正で、コンパクトなのも出てきているので、センサーの邪魔しないのが出たら買いなおそうかな…。
でも、やはり純正は安心の品質ですね。かなりシッカリしています。
開封レポート
またもや倉庫から箱を引っ張り出してきて、開封を再現したレポートです(笑) 付属品が全部あるか不安。 DJIはいつも高級感のある箱ですね。 箱の中にはこんな感じで収まっていた…と思われます。 私はバッテリーや専用バッグの付いてくるMavic 2 Fly Moreキットを購入したので、全部のオプションを集めるとこんな感じ。 こちらの箱は紛失!?なんか専用バッグに詰め込まれてきたような…記憶があります。 ドローンにおいて予備バッテリーは必須なので、バッテリーがセットになったFly Moreキットの購入をお勧めします。 ちなみに内容物は、バッテリー2個、カーチャージャー、バッテリー充電ハブ(一度に4個のバッテリーを充電器に接続できます。ただし充電は1個ずつ順番に行われます)、パワーバンク(ドローンのバッテリーからスマートフォン等を充電できる)、予備プロペラ、専用ショルダーバッグです。 あれ?パワーバンクアダプターがどっか行った!? 機体を箱から取り出しました。 折りたたんだ状態からトランスフォーム。変形ロボットは男のロマンです、たまりませんな。 プロポ(送信機)もロボットみたいな形に変形しますよ。あと、着脱式のスティックとスマートフォンが合体します。 プロペラを取り付けるとこんな感じ。 インセクト(昆虫)みたいなデザインがカッコいいです。 そのままSF映画に出てきてもおかしくありません。まだまだ合体・変形は続きます
イベント等の空撮を国土交通省に申請する場合に必要なプロペラガード。 純正なのに、干渉のため左右の障害物センサーが一部使えなくなるけど、買っておいて損はないです。 他機種では非純正で、センサー干渉なしの物がありましたが、Mavic2用はまだかな?ちょ、待てよ。ランディングギアを紹介します
お次はシークレットブーツ的なランディングギア。 これを付けると、足が長くなります。私も付けたいです。 姿勢が低いMavicシリーズにおいては、これは必須アイテムです。 高さが3cmほどアップするのですが、砂の巻き込みや、濡れた地面から離陸するときの安心感が違います。 ドローンのアクセサリーで有名なPGYTECHの製品なので安心。 色々ありますが、ここのが一番デザイン良いです。ちなみにライトを付けられる製品もあります。 全て装着したMavic2 Proはマジカッコいいっす。 SF感が倍増して、惚れ惚れしますなぁ…。 シャキーン!撮影しててテンションダダ上がり。 初期のシールが貼ったままですが、こういうのはボロボロになるまで剥がさない主義(笑) 電源を入れると、ジンバルの調整用に首がクルクル回るのですが、それがまたカワイイです。 アイボとかロボット犬に似た愛着も湧きますよ(笑) 電源はいつもの通り二度押しです。 (一回押しはバッテリー表示)スマートフォンをプロポ(送信機)に接続してみます
Mavic2のプロポはデザインは前機種に似ていますが、細かい部分が改良されております。 まず、Mavic Airのようにスティックが着脱式になった事と、iPhone Xのノッチを隠さないような造りになっています。 スティックの収納は写真のような感じで行います。 ちなみに、隠れている部分にもType-AのUSBポートがありますが、タブレット等を接続する場合はこのポートを使います。 iPhone Xを挟むとこんな感じ。微妙にガラス保護シートに干渉します(泣) まぁ、もとよりタブレットで使うつもりなので、スマートフォンは接続しません。 タブレットをプロポに装着するアイテムが数多く出ています。 とりあえず、一番安いのを買ってみました。 金属製で安定感はあるのですが、手元が全く見えなくなります…。 ただ、手元が見えるタイプより重量バランスは良さそう。 実際にタブレットを装着するとこんな感じ。 Phantomのプロポでは10インチサイズでも問題なかったのですが、Mavicのプロポの場合は8インチサイズのタブレットの方が良さそうです。 あと、ネックストラップもあった方が良いアイテムの一つです。Fly Moreキット付属の専用ショルダーバッグ
Fly Moreキットはアクセサリを単品で購入するより、大分お得に購入できるセット品です。 追加バッテリーはもとより、カーチャージャーやバッテリー充電ハブも必須アイテムだと思います。 今回のMavic2の場合は、PhantomやSparkのようにケースが付いてきません。 なので、入れ物が欲しい人は、Fly Moreキットを購入する必要があります。 (今ではPGYTECH等でカッコいいケースが色々出ています) こちらが専用のショルダーバッグです。 普通に買うと10000円を超える高めのバッグです。 社外品だと10000円以下で衝撃耐性のありそうな丈夫なケースが出ていますが、バッテリー等の事を考えるとFly Moreキットの方がお得。 あと、ここまでコンパクトに収められるのは、このバッグだけかな? かなりギチギチですが、ドローンとアクセサリ一式を収納可能です。 持ち運びを重視するなら、ベストなバッグです。 ちなみに、バッテリーはこんな感じの方向で入れないと入りません。 公式ショッピングサイトにはお買い得なFly More キット付きのモデルもあります。実際に外で飛ばしてみる
今回は簡易レビューなので、実際に飛ばした様子は別記事にまとめます。 Mavic2 Proを手にしたのが秋口(発売は8月末)なのに加えて、9月10月は天気の悪い日が多く、今年はあまり活躍させられませんでした。 2019年にはMavic2 Proで撮りまくる予定です。 とりあえず、レビュー用に近所で飛ばした様子を載せてみます。 Phantomに比べて、大分静かなプロペラ音ですね。 重量が軽いので、風や旋回に弱いかと思いましたが、こちらもPhantomと遜色ありません。 Phantomだと、NDフィルターを使わないと滝がよく白飛びするのですが、Mavic2 Proの場合はカメラの調整のみでなんとかなります。 logで記録できるので、ワザと暗めで撮って後から調整しても良いですね。 あと、空の青さや、岩肌などの色味も自然な感じに出ています。ハッセルブラッドのレンズと1インチのイメージセンサーのおかげでしょうか?何より木の枝の細かさが、バッチリ映っていますね。来年はMavic2 Proを持って、色々で歩くのが楽しみです! [12/11追記] こちらに、実際に撮影した映像をアップしてみました。「DJI Spark」小型でも本格的な空撮ドローン。最新家電をお手軽レンタルできるレンタマでドローンを借りてみました レンタルレビュー
「DJI Spark」は名実ともに世界一のドローンメーカーとしての地位を確立したDJIから販売されている、手のひらサイズの小型ドローンで、2軸ジンバルも備えて本格的な空撮も可能なモデルです。本格的なスペックとは裏腹に、送信機がなくてもスマートフォンやジェスチャーでコントロールができたりと、手軽に扱えるのも魅力です。
ここ最近ネタがなくて、仕事道具まで引っ張り出してレビューしようかと思っていたところ、最新家電のレンタルサービスを行っているレンタマ様(以下敬称略)からお試しでガジェットを使ってみませんか?というお誘いがありました。
これは渡りに船とばかりに、さっそくレンタルサービスを利用させて頂くことにしました。
レンタマは最新の家電やガジェットをお手軽に借りる事のできるレンタルマーケットで、カメラ等の映像機器はもちろん、高圧洗浄機やロボット掃除機、そしてドローンまで扱っている最新のサービスです。
ちょうど手持ちのMavicやPhantomといったDJI製のドローンをレビューする予定でしたので、持っていないSparkを借りてみる事にしました。
ちなみにドローンやビデオカメラといった高価な機器は、単発のイベントや年に数回もない利用のために購入するのは、費用対効果的にちょっと厳しいです。そんな時に便利なのが、レンタマのような機器のレンタルサービスで、私は今回が初めての利用なのですが、友人はよくカメラ専門のレンタル業者からレンズ等を借りているそうです。レンタマは個人向けがメインのようですが、このような機器レンタルはビジネスシーンでも重宝するサービスのようですね。
家電レンタル「レンタマ」のサイトはこちら
https://rentama.jp/
まずは会員登録です。
画面右上にある「新規登録」をクリックしてメールアドレスとパスワードを入力します。
Facebookをお使いの方は、そちらからでもログインできるみたいですね。
機器にはレンタルの最小泊数が決められており、カメラは3泊4日から、掃除機等は7泊8日からのようです。ドローンもカメラと同じ3泊4日なので、返却日の24時までヤマト運輸かコンビニ(ローソン以外)で返却します。借りる日にちは、2日後以降から予約というかたちで決めることができるみたいです。
注文が決定したら、配送先を入力します。
宅配内容の確認をしたら、注文を確定します。
「お申込みありがとうございます」のメッセージと一緒に注文の予約受付のメールが届きます。
後は予約日に商品が届くのを待つばかり。
数日後…
予定日ちょうどに届きました。旅行やイベント等で利用される方は、余裕をもって日程を組んだほうが良いかもしれませんね。
使ったことのない機器の場合は、設定や練習の時間を考慮する必要もあります。レンタマで設定されている最低3泊4日からのレンタル期間は丁度よい長さだと思いました。
梱包を解くと商品と一緒にご利用マニュアルが同梱されております。
ちなみにこちらの配送に使われた箱は、商品の返送時にも使用しますので、捨てたりしないで大切に保管しましょう。
マニュアルと一緒に、返送用の宛名が書かれた送り状(宛名ラベル)も入っています。
返す時は、箱にこれを貼って送り返せば良いだけのようです。機器のレンタルサービスは初めて利用しましたが、とても手軽で親切ですね。
Mavicには付いてきませんでしたが、Phantomと同じで発泡スチロールのキャリングケースが付属します。これは嬉しいですね。
機体のアクティベートにはキャリングケースに付いているQRコードが必要になるので、無くさないようにしましょう。
内容物は本体の他に、充電用のアダプター・ケーブル、そして予備のプロペラです。
レンタマで借りた場合は、写真付きで内容物が確認できる紙が付属しますので、まずはこちらで付属品を確認しましょう。
また、動作確認も早めに行った方が良いと思われます(DJI製ドローンの場合は、ファームウェアアップデートが結構頻繁にあるので、なるべく自宅でアップデートをかけてから行きましょう。今回はそれを怠ったために、外出先で時間のかかるファームウェアアップデートを行う羽目になりました…泣)
Sparkの重量は航空法の規制対象(200g以上)にはなってしまいますが、わずか300gという軽さ。
Mavicのようにアーム部分は折りたたみ出来ませんが十分コンパクトです。
付属のキャリングケースにしっかりと収納できます。
本体のカラーは標準のアルペンホワイトの他に、スカイブルー、メドウグリーン、ラヴァレッド、サンライズイエローの全5色。
本体はキャリングケースから取り出して、プロペラを整えればスグに使える状態になります。
MavicやPhantomに比べて、かなり手軽です。
カメラは2軸ジンバル搭載。とは言え、スタビ性能は3軸(全方位)のモノに比べても、大きく劣るワケではありません。横方向の揺れには弱いですが、基本的な操作で使う分には問題ないでしょう。とは言え、風があると本体が動くのでブレます。まぁ、この点はモーター制御ではなく、機械制御なので仕方ないでしょう。
1200万画素で1/2.3インチのCMOSセンサーは最高でFHDでの撮影となります。4Kの普及率を考えると、一般用途ならFHDでも十分とも言えます。下手なハンディカムよりは十分奇麗です。
バッテリーの所にあるスライドスイッチは取り外し用。
背面には電源スイッチとインジケータ。
プロペラには間違って取り付けないように、対角同士にマークが付いています。
300gと数値上は軽いですが、機体がコンパクトなので重量と塊感があります。
デザインはMavicみたいなSF的なカッコよさはありませんが、プレーンな感じがシンプルで好感が持てます。
色味や作り的に24ゾイドみたい!?(さすがに、知ってる人はいないか…私はお気に入りで、今でも全種類持ってます。DJIのドローンデザインは帝国側っぽいです)
下部にあるのはビジョンポジショニングセンサー。安全に着地したり、安定した水平飛行にかかせないシステムです。
こちらはバッテリーを外した所。
1480mAhの容量を持つインテリジェントバッテリー。最大16分の飛行が可能となります。
まぁ、実際には10分ちょいといった感じでした。
カメラの上にあるのは3次元認識システム。これによって衝突を回避します。
電源スイッチの上にあるカバーを外すと、充電等に使うmicroUSBとmicroSDカードスロットがあります。
弟分とも言うべき「Ryze Tello」との記念撮影。
デザインのテイストが似ていますね。
親亀の上に乗っている子亀の図。
TelloはSparkのミニチュアみたい。
国土交通省へ提出する「無人航空機の飛行に関する許可・承認」の申請にはプロペラガードがあると通りやすいのですが、今回レンタマで借りた機体の場合はプロペラガードは付属しませんでした。ドローンスパイダー等を使うほどの機体ではないと思いますが、イベント等で使いたくてドローンをレンタルした場合は、こちらのオプションがあった方が良いかもしれませんね。
プロペラの外し方はMavic等と同じで、押して回します。ちなみに固定用のツメは2つです(Mavicは3つ)
早速使ってみましょう。
電源スイッチを二度押しで起動します。
(一度押しだとバッテリー残量確認になります)
開封レポート
さて、ここからはいつもの開封レポートを織り交ぜながら、レンタマでの機器レンタルのレビュー記事となります。 SparkはDJI製のドローンの中では最も小型(DJI関係会社の「Ryze Tello」を抜かせば)で、リーズナブルなモデルとなります。 公式で購入しても本体のみで54,800円(プロポとバッテリー付きでオススメのFly More コンボでも72,800円)と低価格です。 とは言え、イベント等でちょっと使ってみたい方や、試しにドローンを触ってみたい方には、おいそれと手を出せる金額ではないので、そういう時にレンタマのようなレンタルサービスを利用するのも一つの方法ですね。初期設定と起動レポート
レンタル品なので初期不良が無いか、早めにチェックする必要があるので、さっそく機体の接続とアクティベート。 基本的には画面の指示に従って、操作・装着します。 DJIのアプリは完全日本語化されていないのが多いですね。 あと、Androidだとちょっと不安定。よくアプリが落ちます。 NikonのSnapBridgeもそうでしたが、iPhoneでの利用を想定して作られているアプリが多すぎ。 まぁ、機器の仕様が断片化しているAndroidが悪いのだけど…最近はほとんどiPhoneを使ってないので困りもの。 先に電源オンしちゃったので(笑)次へ、次へと押します。 英語で書かれているので流し読み。 レンタル品にはプロポが無いので、スマートフォンで操縦します。 Sparkとスマートフォンの接続はWi-Fiで行います。 指示に従ってキャリングケースに付属するQRコードを読み込みます。 写真ではスクリーンショットの関係で機体を映していますが気にしないで…(笑) 実際にはQRコードを撮影して行います(撮影しちゃうと、設定が完了するので機体を映しています) 機体との接続が完了したら、今度はアクティベーションです。 レンタル品なので大丈夫かな?と思いつつも、とりあえず色々登録。 おそらくレンタマ側で返却後に初期化等を行うと思います。 操縦モードは一番慣れたモード2で。 昔からラジコンヘリ等を飛ばしている玄人さんはモード1が多いそうです。 でも、本物のヘリコプターはモード2に近いよ…って知り合いの消防士に言われました。 ここいら辺は日本人なので、この設定で。 安全のためにとりあえず初心者モードで。 初心者モードだとGPSが補足できない屋内での利用は出来ません。 手のひらでコントロールするパームコントロールの注意書きと、オンオフのダイアログ。 以前にTelloの手のひら離陸で顔を切ったので(Wi-Fiの干渉が多い場所なのか、いきなり顔面に突っ込んで来ました)ちょっと怖いです。 まぁ、Mavicでは全く問題ないので、Sparkも大丈夫だとは思いますが…気を付けて下さい。 一応これでアクティベーションが完了です。 ちなみに私は他の機体で既にDJIのアカウントに登録しているのですんなり行きましたが、DJIのアカウントを持っていない場合は、その登録も必要かと思われます。 終わったらDJIお馴染みのフライトシミュレーターで練習。 ゲーム感覚でドローンの操縦を勉強できます。 フライトシミュレーターはアプリのメニューにあるアカデミーからいつでも実行可能です。 風速等の自然環境の設定ができたり、機体の設定は実機のものが反映されるので、意外と本格的な練習を行う事ができますよ! 特に最初は難解なインテリジェント・フライトモードも、こちらで練習しておけばバッチリ! カメラの映像がスマートフォンに映し出されました。 部屋で飛ばすのは怖いので(Telloでは数えきれないほど、墜落させました…笑。まぁ、SparkはMavicみたいに衝突回避や数々の安全システムがあるので、Telloよりは簡単だと思いますが…借り物なので)とりあえず、広い場所に移動です。実際に飛ばしてみる
DJIの一般向けドローンの主要機種を並べてみました。 今回Sparkがあるおかげで、TelloとMavicの間が埋まってスッキリ(笑) 見た目的には、さらにMavic Airが間にあると良いのですが… Telloと並べたときは大きく感じたSparkですが、こうやって並べるとかなり小型なのが分かりますね。 風に強い安定のPhantom4。 重量のセイか旋回等の動きは小型機に比べて滑らかに感じます。 屋内で使う分には小回りも効くし、Sparkの方が利点があるかも。 クイックショット、タップフライ、アクティブトラックと言ったインテリジェント・フライトモードも搭載されているので、実用的に空撮にも活用できます。他にジェスチャーを使って遊ぶこともできるので、お子さんでも楽しめるかな? 小型なので、手のひら着地も簡単。 ちなみにレンタル品にはプロポが付属しませんので、スマートフォンで操縦していますが、ゲーム感覚でドローンを動かすことができます。 当然プロポがあると、もっと操縦しやすいとは思います(カメラ操作だけはスマートフォンでは難しいです) やはり、ドローンは屋外で使ってなんぼなので、外でテストしてみます。 しっかりホバリングしてくれて、PhantomやMavicと言った上位機種と比較しても見劣りのしない安定性ですが、上空や強風時には少し不安が残ります(小型機のTelloは弱風でもかなり風に流されたので) あと、Wi-Fiで通信しているセイか、操縦可能距離はかなり短いですね。送られてくる映像もかなり途切れます(映像自体は本体内のSDカードに記録されるので問題ないです)ただ、距離によっては操縦不能になりそうで怖いです。 まぁDJIの安全性能は上位機種で証明済みなので、実際に墜落や消失する事は稀だと思われますが、さすがにレンタル品なので、そこまでテストする事はできませんでした。 実際に使ってみると、かなりイイ感じに操縦・撮影が出来ました。 風があると空撮が全く使い物にならないTelloと比べても、全くブレません。基本操縦だけなら、上位機種と遜色ないかもしれませんね。 価格が4倍くらい違いますが、撮影をしたいならトイドローンのTelloや2~4万円くらいのドローンを買うよりもSparkをお勧めします。 今回みたいに、ちょっと使いたいだけならレンタルもアリですね。(申請が必要ですが)イベント等で重宝しそうです。 ▼ バッテリーがなくなり気味なので、短い動画しか撮れませんでした…(泣) ただ、実稼働時間が10分弱というのは短いですね。 車での充電やモバイルバッテリーを使っても、充電に時間がかかるので困りもの。 基本的にドローンというガジェットは予備バッテリーが必須だと思っているので、レンタマのサービスでも、バッテリーやプロペラガードのオプションがあると、より実用的かもしれません。 では、一通り遊び終わったので、送られてきた箱に本体を収納して返送する事にします。 付属品を確認して…箱に入れて… 宛名を貼るだけ。返送はヤマト運輸を呼ぶか、近所のコンビニでOKです。 ビデオレンタルよりも簡単にドローンを借りることができました。 これだけ手軽だと、イベント関係や年に数回の利用なら「買うよりも借りる」が定着するかもしれませんね。ちなみに、個人的にレンタルの場合、紛失等のリスクが怖いので、レンタマ運営の方に保険等の質問をしてみた所、 ・加入は任意です ・破損は、お客様の過失ではない自然故障によるものの場合は、いただいておりません。 (なので動作確認をお願いしています。) ・お客様の過失がある場合は上限3,000円までとして、実費請求させていただいております。 ・紛失の場合は、レンタル料金以外に、販売金額の100%を上限とする金額がかかります。 (おおむね海外旅行の損害保険で賄えるはずです) というご回答をいただきました。 もしもの場合でも高い負担を強いられることもなく、かなりユーザー側に優しいサービスのようですね(レンタルビデオの場合、紛失と延滞で定価よりも遥かに高い金額を請求される場合もありますからね…) と言うワケで、今回は初めてのレンタルサービスでのレビューでしたが、買うよりもリーズナブルに(行き来の送料を考慮してもお手頃)、そして友達から借りるよりも手軽に(ネットで注文して自宅から返せます)ガジェットを利用する事ができました。 レンタマではガジェットの他に掃除機などもレンタルしているので、年に一度の大掃除の時にケルヒャーとか借りようかな?とか考えちゃいました(笑) 家電レンタル「レンタマ」のサイトはこちら https://rentama.jp/ P.S. 初心者のための最新家電メディア「レンタマ マガジン」も読み物として面白いですよ!「Ryze Tello」DJIの技術で作られたトイドローンの決定版。安定したホバリングと長い飛行時間、そして高画質が魅力の無規制機 簡易レビュー
「Ryze Tello」はトイドローンやホビードローンと呼ばれる玩具の部類に入る機体なのですが、ナンバーワンのドローンメーカーであるDJIの技術やインテルのチップが使われており、安定したホバリングや720pでの空撮も可能なモデルです。
さらに航空法に定められている200g以下の80gという機体重量なので、規制には当てはまらず(当然マナーや安全性に考慮して操作しなければいけませんが)誰でも手軽に扱う事ができます。
個人的に滝撮影が趣味なので、森の中でドローンを運転する事が多いのですが、木が多くて操作は非常に難しいです。一応高級ドローンには衝突回避のためのセンサーがあるのですが、細かい枝にぶつかる事もしばしば。
(滝撮影の場合はGPSが取得できない場所も多く、ドローンに備わっている安定機能に頼れません。ATTIモードで操縦する必要があります)
障害物が多い場所に慣れるために、同じくGPS等に頼れない体育館でポール等を置いて練習しているのですが、自宅でも練習用するためにトイドローンを購入することにしました。昔、サッカーの練習でテニスボールを使ったら上手くなったみたいな話がありましたが、そんなイメージ。
トイドローンの価格帯は3000円~20000円程と幅広く、安い物だと撮影が出来ずにラジコンみたいに飛ばすだけというのが多いです。空撮ができる物になると、5000円以上ですが、ホバリングが出来なかったり飛行時間が非常に短く、家族にドローンの楽しさを理解してもらうために、遊ばせる目的も兼ねているので(撮影に行くたびに文句を言われるので…笑)ある程度の飛行時間と安定性があるものが望ましいです。
そんな時目にしたのが「Ryze Tello」でした(この記事を書いたのは2018年の秋ですが、購入は大分前の事です。今ではTello以外にも安定した飛行が可能なモデルがあります)。RyzeはナンバーワンのドローンメーカーDJIの関係会社らしく、同社の技術が導入された高性能さが特徴で、心臓部の制御チップにはインテルのものが使われているという事でした。「Intel inside」のシールを貼りたいくらい。
機体下部に搭載されたビジョンポジショニングシステムによって安定した飛行ができたり、トイドローンとしては長めの13分の飛行時間も魅力です。DJIの低価格ドローンSparkの弟分的なデザインも素敵です。
開封レポート
倉庫から箱を引っ張り出してきて、開封を再現したレポートです(笑) 安全のためのプロペラガードがあらかじめ機体に取り付け済みですね。後述する360°プロテクターを付けっぱなしだったので、久しぶりにプロペラガードを取り付けました。 本体の他の同梱品は、バッテリー、予備プロペラ、プロペラを外す道具とマニュアルです。 充電器等は入っていませんので、スマートフォン等のmicroUSBケーブルを使って充電します。 手のひらに乗るくらいの小型ボディです。まさに玩具。 そのおかげで、手のひら離着陸が簡単にできますね。 前方にはカメラとインジケータがあります。 カメラは720p(1280x720ピクセル、30fps)の動画撮影が可能です。静止画の場合は2592x1936ピクセルです。HD撮影ができるのでトイドローンとしては高性能ですが、スペック上は一昔前のスマートフォン並みのカメラ性能です。 しかし、映りは意外と綺麗で、画素は低くても写真が綺麗だった在りし日のiPhoneを彷彿とさせます。 向かって右側には充電用のmicroUSBポート。 バッテリーは背面から挿入します。 向かって左側には電源ボタンです。二度押しや長押しではなく、ポチッと一度押せば良いタイプ。 ボディ下部には安定した飛行を司るビジョンポジショニングセンサーがあります。 しかし、暗かったり床がパターンになっている場所ではあまり効かない気がします。 バッテリーを外したところ。 非常に軽いです。重量の大部分がバッテリーですね。 バッテリー容量は1100mAh。さすがに容量は少ないです。 こちらのバッテリーで13分ほど、実質10分ほどの飛行が可能です。360°保護プロテクター
家の中でドローンを飛ばすのは意外と難しいです。 当初は墜落しまくっていたので、360°保護できるこちらのプロテクターを購入しました。 Telloには本格的なドローンのような障害物探知機能が無いので、ある意味必須アイテムです。 そんなに安くはない値段ですが、モノはかなりペラペラの樹脂製。 まぁ、その軽さのおかげで、飛行への影響は少ないです。 とは言え、若干不安定になるので、装着後に重心のキャリブレーションを行いましょう。 このプロテクターを装着するには、プロペラガードを外す必要があります。 暴走したTelloのプロペラで顔を切ったことがあるので、これがあれば安心です。 3つのツメでガッシリと固定します。 ぶつかっても墜落しても、なかなか外れません。 ▼ このプロテクターはAmazonで売っています。 これがあれば、勝手に上昇して天井に衝突しても(結構よくあります)安心。SparkやMavicと並べてみる
デザインの似ている兄貴分の「DJI Spark」と並べてみます。 SparkはTelloと同じくWiFi接続のドローンです。ブレを防ぐ2軸ジンバル搭載で、映像も1080pで録画できるなど本格的な空撮ドローンです。飛行時間は16分と、Telloよりも若干長め。お手軽に使えるドローンとして人気の機種です。しかし、価格はTelloの5倍ほど。 しかし重量は300gなので、航空法の規制は受けてしまいます。 親亀の上に子亀が乗っているの図。 別売のプロポやコントローラーもありますが、基本的にどちらもスマートフォンの画面で操作します。 Mavicは小型のドローンですが、Telloと並べると巨大に見えますね。 こちらはMavic2 Proで、3軸ジンバル搭載のカメラと4Kでの撮影も可能です。 飛行時間も30分程と長く、本格的な空撮ができるモデルです。 左からTello,Spark,Mavic2 Pro,Phantom4を4台並べてみました。 Sparkはレンタル品です。スマートフォン画面と設定
Telloの飛行には必須となる、専用アプリを起動したところ。 Telloと接続していない場合は、こちらの画面が表示されます。 「Telloに接続」を押すとWiFi接続の画面に変遷します。 接続が完了すると、スマートフォンの画面にTelloから送られてきた映像が表示されます。 Telloの場合は、本体に映像を記録するのではなく、こちらの映像がスマートフォン内に記録されます。 (なので、無線の状況が悪いとカクカクの映像になります) 離陸するには、左上の離陸マークをタップするか、後述のコントローラーの場合はR2ボタン+Yボタンを押します。 こちらは「Gamesir T1s」で操作している例です。 Tello推奨のGamesirのコントローラーにはT1,T1s,T1dとあって、ドローン専用に最適化されているのはT1dですが、他のモデルでも操作は可能です。逆にT1dの場合は、スマートフォン用のゲームコントローラーとしては使えないそうなので、潰しがきかないですね。 T1sはT1シリーズの上位機種で、Android,iOS,Windows,ゲーム機等でも使えて便利です。ただ、映像に若干の遅延が発生する時がありますね。私の場合はもともとT1sを持っていたので、このモデルを使用しておりますが、空撮メインの方はT1dを購入したほうが良いかもしれません。 設定画面を開いたところ。飛行速度やVR・コントローラー等へのアクセスはこちらから。 Telloの映像をVRに表示するには、上で紹介したゲームコントローラーと、当然VR用のヘッドセットも必要です。 こちらはGalaxy S7とGearVRの組み合わせですが、GearVRの場合はOculusアプリが立ち上がるので、Androidアプリへのバイパスが必要です。 (もしくは端子をmicroUSBポートに差さないで使います) コントローラーを接続して、VRヘッドセットにスマートフォンをセットして…と手順が増えるので結構面倒です。 メニューからVRを選ぶと、ハコスコ用の分割画面になります。 Telloにはカメラが一台しか搭載されてないので、平面的に表示されるなんちゃってVRです。 それでも、自分が飛んでいる感覚は味わうことが可能で、かなり面白いです。 ただ、滅茶苦茶酔います。 こちらは機体設定の画面。 詳細設定からは、各種キャリブレーションやファームウェアアップデートが可能です。 特に前に紹介した360°プロテクターを装着した時などは重心のキャリブレーションが必須です。 こちらはDJIのアプリにもある、特殊な飛行が可能になるフライトモード。 ちなみに360°プロテクターを装着すると、アクロバット飛行が可能になる8D Flipsは重量オーバーで使えません。 360°旋回しながらの撮影や「ポツンと一軒家」でよくある後方上空へ移動しながらの撮影も可能です。外で飛ばしてみる
基本的にTello等のトイドローンは屋内・室内用ですが、Telloに関しては風がなければ外でもある程度使えます。 少しでも風があると流されてしまいますが、条件がよければ10mくらい上空に飛ばしても安定して飛行可能でした。 下の動画ではかなりガクガクしていますが、これは若干の風と360°プロテクターのセイだと思われます。360°プロテクターを付けていると室内でも若干ブレますので、プロテクターを外せばもう少し安定した撮影が可能です。 性能やコストパフォーマンスを考えると、Telloはトイドローンの中では最適のモデルではないでしょうか? 本体が12800円程と安価なので、コントローラーやプロテクター、予備バッテリーを購入しても20000円くらいで済みます。 これからドローンを始めてみたい方や、私のように室内で練習のために(物干スタンド等で障害物を作って、そこを飛行する練習はゲームみたいで楽しいですよ)安価なドローンが欲しい方にはおススメの一台です。 条件が良ければ、意外と本格的な空撮も可能(唯一カメラの角度が変えられないのが残念)です。「GoPro Fusion」有名アクションカメラがVR対応!データの扱いは面倒だが、画質とスタビ性能はナンバーワンの360度カメラ 簡易レビュー
「GoPro Fusion」はアクションカメラで一世を風靡したGoProから発売された360°カメラで、一般向けの価格帯では最高画質となる5K/30fpsで映像を記録できることが特徴です。さらにジンバル無しでも、かなり手振れを軽減できたり、水深5mまで耐えられる防水性能など、アクションカメラとしても非常に優秀なモデルとなります。
2018年はVRにハマった年でした。Playstation VR等は昔から遊んでいたのですが、何と言っても手軽にVR体験が出来る「Oculus Go」が出たことが大きいですね。
GoogleストリートビューをVRで体感できる「WANDER」なんかを遊んでいると、この映像が動けば良いのになぁ…と思う事がしばしば。
そうなってくると、自分でもVR映像を撮りたくなります。
VR映像の原理をざっくり説明すると、360°カメラ2台を適切な位置だけ離して、後から映像を合体させれば作ることが出来ます。
360°カメラは別の記事でレビューしたInsta360やTHETAなどがあるのですが、こちらは解像度が低く映像的にちょっと不満がありました。
さらなる高画質を求めて、購入したのが今回の「GoPro Fusion」です。
さすがにオプション(SDカードは高速タイプが2枚必須)込みで10万円近くするので、ホイホイと2台購入するワケにはいきません。今回はVRではなく単なる360°動画としての利用ですが(そのうち、安くなったらもう一台買おうかと思っています…笑。もしくは単体で180°VR撮影が出来る「Vuze XR」が欲しい所)、やはり高画質は嬉しい限り。
▼ 私が買った時は定価の88000円に近い金額でしたが、最近は7万ちょいで買えるんですね…
一応、最新機種の「Insta360 ONE X」なら、GPSや防水などの機能は少ないですが高解像度には対応しています。
▼ スペックを考えると、5万ちょいという価格はかなりお買い得。防水等のオプションは別売。
ほぼ同じ性能のこの2機種。よりアクションカメラ的な利用をするなら「GoPro Fusion」、安く高解像度が欲しいなら「Insta360 ONE X」という住み分けが出来ますね。私の場合は滝の撮影等(滝の中に入ったり)に使いたいので、防水の「GoPro Fusion」を選びます。
あと撮影された映像を見比べると、解像度は「Insta360 ONE X」の方が若干上ですが、映像の質は「GoPro Fusion」の方が色味が深くてメリハリがあって好みでした。やはりちょっと価格差が出てる?