「FINOW X5」 ラウンド型では最高のデザインと性能!?のAndroid搭載スマートウォッチ開封レビュー

有機ELで400x400ピクセルのラウンド(円)型スマートウォッチ「FINOW X5」を購入いたしました。 「FINOW X5 (W815)」は個人的にAndroid搭載スマートウォッチの中では最もデザインが良いと思っております。スペックも以前にレビューしたデザイン違いの同型機「SmartWatch K18」と同じで最もハイスペックな部類に入る端末です。
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スペックはこちら
ディスプレイ・解像度1.4インチ有機EL / 400x400ピクセル
CPUデュアルコア MTK6572 1.0GHz
RAM/ROM512MB/4GB
OSバージョンAndroid 4.4
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(850/2100MHz)
本体サイズ・重量48.0×60.0×12.0mm / 60g
SIMカードnanoSIM
バッテリー450mAh

購入にいたるまで

「FINOW X5」はスペックと販売時期から「SmartWatch K18 (W806)」の同型機だと思われます。 海外通販では「FINOW X5」は20000円くらい、「SmartWatch Kシリーズ」の方は15000円くらいでしたので、なかなか手を出せなかったのですが、モデル末期になって15000円くらいまで価格が下がったので購入してみました。現時点では国内で扱っている業者がいないので、入手は難しいと思います。 海外通販で購入する場合はこちらicon。GearBestの商品ページです。

開封レポート

本体の高級感とは逆に、かなり安っぽい箱です。この点は「SmartWatch K18」の方が頑張っていましたね・・・
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液晶保護シートは貼られておりませんでしたが、同梱されていますので、自分で貼ります。 下手に貼られてホコリが入っているより、その方が良いですね・・・
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「FINOW X5」のフラグシップカラーのシルバーモデルを購入。 ボタンの配置やマイクの位置などは同じですが、カットされたエッジや竜頭などの細かい意匠は「SmartWatch K18」よりも美しいです。 バンドは「SmartWatch K18」のものと色違いなだけで、模様や形などは全く同じです。
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充電は専用のアタッチメントで

「FINOW X5」も本体下部に充電用のアタッチメントをはめて充電します。 磁石でくっつくタイプですが、ちょっと触ると外れてしまう「SmartWatch K18」のアタッチメントと違って、なかなかしっかりくっつききます。
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充電やPCとの通信は普通のMicroUSBケーブルで行います。
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ラウンド型ディスプレイはどうか?

質感良し、デザイン良しの「FINOW X5」ですが、やはり最大の特徴は今流行りのラウンド型ディスプレイですね。
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しかし、ラウンド型のAndroid搭載スマートウォッチ全部に言えることですが、AndroidのOS自体がラウンド型に対応していないため、実用度は低いです。
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標準で入っているアプリはラウンド型に完全対応しているのですが、スマホタブレット用に設計された一般のアプリはスクエア型のディスプレイを基準にしているので、どうしても表示されない(=操作できない)エリアができてしまいます。 中にはYoutubeGoogle謹製アプリのように、ディスプレイ真ん中に四角くアプリが表示されるものもあるのですが、上下左右に黒枠が表示されてしまうので、非常に残念な感じがします・・・

有機ELは鮮やかで綺麗だがペンタイル配列

1.4インチ400x400ピクセル有機ELディスプレイはとても綺麗ですが、やはり「SmartWatch K18」と同じで「FINOW X5」もペンタイル配列です。 写真などの表示は問題なく綺麗なのですが、文字やコントラストの高いイラストの場合、ギザギザが気になります。ゲームや動画などの動きのあるものでは気にならないと思います。 ちなみに、Android搭載スマートウォッチはAndroidWearなどと比べてもスペックが高いので、3Dゲームなどもサクサク動きます。
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シェルも「SmartWatch K18」とほぼ同じ

若干アイコンのデザインが違いますが「SmartWatch K18」と同じシェルを搭載しております。 UIの操作や項目は一緒です。「FINOW X5」の方が装飾がなくシンプルになっています。
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フェイスを右にフリックすると通知画面、左にフリックするとウィジェットが表示されます。最初はミュージックプレイヤーで次が心拍計と万歩計、最後が天気となっています。このメーカーのシェルの基本ですね。
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アプリ一覧はおなじみのアイコンが縦方向にずらっと並ぶタイプで、1画面表示されるのは3つです。このタイプはアプリが増えた時に使いにくいですが、容量の少ないスマートウォッチなので、そんなにアプリを入れないでしょう。 GooglePlayにもきちんと対応しています。
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電源長押しで出るメニューはこんな感じ。
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日本語入力はMoreLocale 2で

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「FINOW X5」も「SmartWatch K18」と同じで日本語化されていません。 ここで、おなじみの「MoreLocale 2」に活躍してもらいましょう・・・rootを取っていれば問題ないのですが、非root環境ではAndroid 4.2以降の日本語化はちょっと面倒です。 まず、設定から「Developer options」を開き 「USB debugging」をオンにします。 ここで、パソコンとUSBで接続して(ドライバやADB環境が整っている事が前提)以下のコマンドを打ち込みます。 adb shell pm grant jp.co.c_lis.ccl.morelocale android.permission.CHANGE_CONFIGURATION これで日本語化は完了です。 日本語入力はフリック入力ができるものを入れれば十分実用的になります。 左右の最下段が押せなくなるので、ATOKみたいにフロートできたり、位置や大きさを調整できるものが良いかもしれません。
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WatchFaceの変更

「FINOW X5」も設定からWatchFaceを簡単に変更できます。
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ラウンド型Android搭載スマートウォッチのWatchFaceの変更やダウンロード・自作のWatchFaceの公開はこちらのコミニュティで活発に行われているみたいです。 WatchFaceの変更は内蔵ストレージに「ClockSkin」というフォルダを作成して、上記のサイトからダウンロードしてきたWatchFaceのファイルを解凍して入れるだけです。
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電池持ちなどは、もう少し使用してから書き込みます。 現状ではrootが取れないので、バッテリーの消費改善などが期待できないので、あまり持たない印象です。 海外通販で購入する場合はこちらicon。GearBestの商品ページです。 ↓↓↓活動の支えになりますので、ぜひ広告クリックをお願い致します。↓↓↓