「FINOW Q1」は320x320
ピクセルの液晶と
Androidスマートウォッチとしては最大の1GBのメモリ、8GBのストレージを搭載し、実用十分な性能を有したスクエア型のスマートウォッチです。
当サイトではラウンド型の「ZGPAX S99」を本命視してきましたが、彗星の如く登場した(「K8 SmartWatch」の焼き直しだと思いますが・・・)「FINOW Q1」はハイスペックなだけでなくコストパフォーマンスも十分で、さらにrootの取得ができバッテリー対策が可能なため、2016年のスマートウォッチの本命になりそうな勢いです。
(まぁ、個人的にはラウンド型の方が見た目が好きなので、メイン端末は液晶も高解像度な「ZGPAX S99」なのですが・・・root取ってバッテリーをもう少し持たせたい・・・)
ディスプレイ・解像度 | 1.54インチ液晶 / 320x320ピクセル |
CPU | クアッドコア MTK6580 1.3GHz |
RAM/ROM | 1GB/8GB |
OSバージョン | Android 5.1 |
無線LAN | 802.11 b/g/n |
Bluetooth | Version 4.0 |
3G通信 | WCDMA(850/1900/2100MHz) |
本体サイズ・重量 | 39.0 x 46.0 x 13.0mm / 90g |
SIMカード | nanoSIM |
バッテリー | 400mAh |
購入にいたるまで
前に購入しようかどうか迷った「AppleWatch」クローンの「K8 SmartWatch」という機種がありました。
当時、240x240が主流だった
Androidスマートウォッチにおいて、それより高解像度な320x320
ピクセルの液晶を搭載し、デザインや質感も良さそうな端末でしたが、もっとAppleWatchにそっくりな「K9 SmartWatch」が出たので、そちらを購入してしまいました。「K9 SmartWatch」はあまりにそっくりだったのか?すぐに姿を消してしまいましたが、前述の「K8 SmartWatch」は「FINOW Q1」として不死鳥のごとく蘇りました。
この端末の一番の購入動機は1GBという(スマートウォッチとしては)大容量のメモリに尽きます。例えばスマートウォッチの一般的な512MBのメモリでは人気の
ポケモンGOを遊んでいる時に、タスクを変遷しただけでアプリの再起動になる事が多かったです。
「FINOW Q1」では期待した通り、
ポケモンGOでタスクを変遷してもアプリは終了されませんでしたし、CPUも現時点では高性能なものを使っているので、ちょっと重めのアプリでもサクサク動作します。
こちらは前の機種の「K8 SmartWatch」です。カメラがあります。
「FINOW Q1」はまだ国内での扱いがありません。取り扱いが開始されたら、改めてご紹介いたします。
海外通販で購入する場合は
こちら。GearBestの商品ページです。
シンプルな箱です。でも、やっぱり潰れています。もう恒例ですね(笑)
液晶保護シートは貼られていませんでした。「FINOW X5」みたいに同梱もなし。
でも、傷がつかないように
サランラップみたいなペラペラのフィルムが貼られています。
FINOWは金属光沢を生かしたデザインが多いですね。
「AppleWatch」クローンですので、デザインは良いです。質感も文句無し。
パンドはゴムなので安っぽいですが、交換できるのかな?
背面には
心拍計と充電用の端子。
電源ボタンは光沢なしの仕上げになっております。
結構使いまくってたので、バッテリーがなくなってました。
今回は充電用のアタッチメントをつけたままの撮影ですが、ご了承ください・・・
こちらがマグネット式の充電用アタッチメント。
結構外れやすいので、充電しながらの使用にご注意ください。
シェルはAndroid 4.4の頃のスマートウォッチの物に近い
「ZGPAX S99」のシェルは最新のもので、色々と使いやすいように改良されていましたが「FINOW Q1」のものは「FINOW X5」の頃の使い勝手と同じでした。左下のボタンからタスク一覧が出せたり若干の違いはあります。
あと、物理ボタンが電源兼ホームしかないので、戻る動作は画面を大きく上から下にスワイプする事によって行えます。ラウンド型端末だと左から右への動作で戻るものが多かったので、最初は戸惑います。
基本となるWatchFaceはこちら。長押しで他のFaceを選択できます。
ダウンロードもできるみたいです。
右にスワイプすると通知画面。
左にスワイプすると、ミュージックプレイヤーの
ウィジェットが出ます。
もう一度、左にスワイプすると
歩数計。
さらに左にスワイプすると天気情報。
上部から下に引き出すとクイック設定が出ます。
電源ボタン長押しで出るメニューがこちら。
こちらがホームの基本となる画面。アプリは1画面に4つ並びます。長押しで並び替えも可能。
左下にあるタスクのマークを押すと、タスク一覧が表示されます。
設定画面は見た目は違えど、内容は他の端末とだいたい一緒。
当然
Google謹製アプリも入れられます。
結構重めのゲームなんかも普通に遊べちゃいます。
こちらはダイヤル画面。3G通信に対応しているので、電話をかける事も可能です。
こちらはデフォルトのファイルマネージャ。
使える容量はこのくらい。
GooglePlayにも対応、日本語には最初から対応
Android 5.1以降を搭載した中華
スマートフォンと同じで、最初から日本語に対応しています。
「MoreLocale 2」の出番が減ってしまうのは寂しいところ。
GooglePlayが入っているのでアプリも普通に入れられます。
日本語入力には定番の「
ATOK」がオススメ。
フリック入力にすれば、かなり快適に文字入力が行えるでしょう。
解像度が高いのでPDFのビューアは結構実用的です。
字が小さくて読みにくいですが、ゲームは普通に遊べます。
結構重めの大作ゲームも動きます。
話題の
ポケモンGOもこの通り。
カメラがないですがARモードを使わなければ問題ないです。
root取得とバッテリー対策
「FINOW Q1」のroot取得はいつもの方法(「KingoRoot」を使った方法)で取れます。
ただ「KingoRoot」はかなり深い部分までの権限を必要として、さらに外部と通信するので、できればroot取得後は「SuperSU」と入れ替えましょう。
以下に入れ替え方を簡単に説明いたします。
まず、「
Android Terminal Emulator」と「Es File
Explorer 」をインストールします。
パソコンにADB環境がある方は「
Android Terminal Emulator」の代わりにそちらでも結構です。
次に
こちらで「Replace_Kinguser_with_SuperSU-v2.0.zip」か「Replace_Kinguser_with_SuperSU-v2.4.zip」をダウンロードします。
まず「KingoRoot」をインストールするのですが、これは
Googleアカウントを入れる前をオススメします。その場合、「
Android Terminal Emulator」と「Es File
Explorer 」は他の端末からapkで持ってきて下さい。
「Replace_Kinguser_with_SuperSU-v2.x.zip」を解凍して出てきた「mrw」フォルダをSDカード直下にコピーします。
「
Android Terminal Emulator」を起動するかADB Shellから
sh /sdcard/mrw/root.sh
と入力します。
「FINOW Q1」の場合はエラーやoverrideしますか?の表示が出ますが、気にしないで全部「y」を選んでください。root.shの中身を見ると場所が違ったり、色々問題あるのですが、多分大丈夫。
ただ、自動で「KingoRoot」をアンインストールしてくれないので、作業が終わったら自分で消します。
ここで一旦再起動します。
「suバイナリのアップデートしますか?」の表示には「通常」の方法でアップデート。
(「KingoRoot」関係を全部消してないとエラーが出るかも)
rootが取れたら、バッテリーを持たせるように色々アプリを入れて対策をします。
Titanium Backupでいらないアプリを無効にして・・・
私の場合は、ライブ壁紙関係、ブラウザ(
Chromeを入れたので不要)、メール(
Gmailを入れたので不要)、メッセージ(ハングアウトを入れたので不要)、OTA関係(rootを取るとできなくなる)、中国語の入力あたりを無効にしました。
JuiceDefender
AutoKiller Memory Optimizer
Greenify
あたりで、最適化します。
あと、
ポケモンGOやるなら仕方ないですが、
GPSはできるだけOFFにしましょう。
最初はあまり使わなくても1日持たないくらいでしたが、対策後は時計と軽いメッセージング用途ならば数日は持っている気がします。あくまで使わないときの消費電力を抑えているので、使えば見る見る減っていきますが・・・(「ZGPAX S99」をメインで使っているので「FINOW Q1」はSIMなし環境です)
海外通販で購入する場合は
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