「
VAIO X」は当時としては驚異的な薄型軽量ラップトップとして一世を風靡したパソコン。
スペックはそのまま
ネットブックなのですが、大容量の
SSDやSIMスロットを搭載した事で差別化され、価格もハイスペック並みに高かった気がします。
ちなみに、持っている
WindowsノートPCには、
タブレット以外のほぼ全ての端末に
MacOSをデュアルOSとしてインストールして運用する夢を見ております。最近では膨大な数になって、どうやって作業したのか分からなくなってきたので、メモ代わりにここに残そうと思いました。
掲示板での情報や、国内外のブログから寄せ集めた情報をテキストとして保存していたのですが、何通りも保存していたために分かり難いので、時間のあるときに少しづつ形成していきます。
(写真等も後で追加していきます。手に入らないファイルがあれば承諾を得られればアップロードします)
必要なもの
[写真追加時に、下記の記事の検証と、もう少し詳しく記載しますので、少々お待ちください]
ハードウェア・DVD等
・
VAIO X
・
intel Mac
・
USBメモリ(16GB以上)、もしくは外付けHDD
・
Mac OS X Snow Leopard
ソフトウェア
・
EasyBCD ・・・
Windowsの
ブートローダをいじるため
・
Chameleon-2.0-RC5-r1083.pkg ・・・
MacOSの
ブートローダ
・
Kext Wizard ・・・Kext のインストール用
・vaiop20091014.tar.bz2 ・・・
VAIO TYPE P用のドライバ類。あらかじめ解凍しておく
*すでにネット上では手に入りにくくなってきております・・・
準備
バックアップ等はせず、
クリーンインストールをする場合の手順になります。
(パックアップを希望の場合はEASEUS Todo Backupなどを使ってください)
intel Macに入っているディスクユーティリティの
パーティションから、
USBメモリをフォーマット。その際、1
パーティション、
MacOS拡張(
ジャーナリング)、オプションでGUID
パーティションテーブルを選択。
ディスクユーティリティの復元にてDVDから
USBメモリにインストールディスクをコピーする。
ソースには「
Mac OS X Install DVD」、復元先には
USBメモリを指定して復元ボタンを押す。
Chameleon-2.0-RC5pre7-r69.pkgを起動してインストール先に
USBメモリを指定してインストール。
これで
USBメモリが起動兼インストールディスクになるはず。
手順
USBメモリから起動すると、
MacOSのインストール画面になるので、
SSDもしくはHDDをフォーマットしてインストールする。この手順は
MacOSの
クリーンインストールと一緒なので、特に迷わないと思う。
Windowsとの
デュアルブートにする場合は、フォーマットの際に
パーティションを2つに分けて、先頭に
MacOS、後ろに
Windowsが来るようにする(
Windowsは2〜4番目の
パーティション以内にないと起動できないので注意)。念のため
Windows領域のフォーマットは
FAT32で行う。
容量節約のため、カスタマイズにてプリンタサポートのチェックを解除し、言語環境は日本語のみにする。
初回起動もUSBから起動して、
SSDもしくはHDDを指定して行う。セットアップが完了してデスクトップが表示されたら、Chameleon-2.0-RC5pre7-r69.pkgを起動して、今度は
SSDもしくはHDDを指定してインストールする。
次にKext Wizardを使って、
VAIO TYPE P用のKextを/System/Library/Extensionsにインストールする。
*初回起動ではUSBを認識しない場合もあるので、その時はUSBからインストールディスクを起動して、ターミナルを使って必要なファイルをUSBから
SSD等にコピーする。
これで、次回からは
SSDもしくはHDDから起動できる。
ぶっちゃけ、面倒な手順をふまなくても iATKOS S3 version2 を
USBメモリに入れて、インストールするだけでいけるかもしれない。自分のは最後はこの方法でインストールして使っている気がする。
WiFiは10.6.5にしないと有効にならない
MacOSX10.6.5統合アップデートを適用する。
http://support.apple.com/kb/DL1324
再起動前に
mach_kernelを
ATOM用kernelで上書しないと起動不可になるので注意。
先ほど
MacOSのインストール時に
パーティションを2つ作っている場合は、
Windows7等のインストールディスクから起動して、こちらの
パーティションにインストールする。
Windows7のライセンスがある状態だと、Windows10無償アップデート期間内なら、そのままWindows10も無料でインストールできます。
インストール後は
Windowsしか起動しなくなるが、焦らないで EasyBCD をインストール&起動。
エントリの追加から
Macを選択。次回の起動時から
ブートローダーの選択画面に
Windowsと
Macintoshが表示されます。
MacOSを選んだ場合は、さらにChameleonが表示されるので、そこから
SSDもしくはHDDを選んで起動します。
写真レポート
起動するとOSの選択画面が現れます。
Windowsよりも起動が早くサクサク動きます。
QE/CIは効きませんが、ブラウザやビジネスソフトの使用では問題ありません。
Windows 10との
デュアルブートです。Anniversary Updateも普通に適用できます。