「Honor Band 4 Running Edition」はランニングに特化した低価格フィットネストラッカーで、6軸センサー(通常のxyz3軸に加えて、回転等を合わせた軸)でランニングに関わる様々な数値や計測できるリストバンド型の機器です。
ちょっと前に家族が時計代わりにアクティビティトラッカーが欲しいと言うので、私の使っていた「MI Band 2」をお下がりで渡したのですが、ものの数か月でバンドを壊してしまいました。シリコンのバンドは割けて伸び、本体を固定する中敷きが取れて本体を固定することができません。
国内
Amazonでもバンドのみなら600円くらいで購入できるのですが(1本600円ですが、数本セットで1500円くらいなので、消耗品と考えればセットの方がお得)、しかし2000円くらい出すのであればGearbest等の海外通販で、本体の新品が購入出来てしまいます・・・
しかも家族は心拍数を測るくらいしか使い道のない「MI Band 2」よりも、私の使っている機種のように
GPSやランニング補助の機能が付いた機種が欲しいという始末・・・
こちらはダルンダルンになって、さらに中敷きが切れて使い物にならなくなった「MI Band 2」のバンド。本体も毎日お風呂で使っていたので、なんだか調子が悪いみたい(説明書にも水蒸気が原因で壊れる事があるので、お風呂で使わないようにと書かれています・・・)
そんな時に目にしたのが、9月に行われていたアクティビティトラッカー型のスマートウォッチの大セールです。新型「Mi Band 3」や
GPS付きの「
Huawei Band 2 Pro」が、国内
Amazon等で買うよりも半額程度のセール中でした。
その中でも気になったのが、ランニングに特化した6軸センサーを搭載し、尚且つ一番"安い"(自分が使うなら「
Huawei Band 2 Pro」が欲しい所・・・笑)「Honor Band 4 Running Edition」です。こちらが国内で「MI Band 2」のバンドセットを買うプラスアルファ程度で購入出来てしまいます!Gearbestさまさまです。
家族のように日々のランニングで使いたい人には、
GPS搭載機より「Honor Band 4 Running Edition」のようなランニング専用機の方が良いかもしれません。
実際に私の使っているような
GPS付きの機種の場合は、通常は1か月近く持つバッテリーが、
GPSをオンにするだけで数日(8時間ほど)で切れます。そんなワケで、日々のランニングではほとんど使っていません。
「Honor Band 4 Running Edition」最大の特徴が、下の図にもある「6軸センサー」
通常のxyz3軸に加えて、ヨー、ロール、ピッチの回転等を合わせた6軸が検出可能です。
この6軸を計測する事によって、下の図の
Landing Way(接地の向き)
Impact(踏み込みの強さ)
Landing Time(接地している時間)
Pace(ペース)
Stride(歩幅)
Eversion(足の外転)
Swing Angle(腕の振り)
の計測が可能になっているそうなんです。
また「Honor Band 4 Running Edition」には
心拍計やメッセージ機能は無いですが、ちょっとした通知を取得する事は可能です。
ランニング時はこちらのように靴に装着して使うみたいです。
ちなみに「Honor Band 4 Running Edition」のような製品はアクティビティトラッカーと言うよりはフィットネストラッカーと言うみたいですね。
▼ 「Honor Band 4 Running Edition」の詳細はGearbestの商品ページで。
水色が鮮やかなパッケージです。今や
Appleを追い抜いて、勢いに乗る
HUAWEI。
日本でも認知度や人気が高いメーカーですが、現在の所、国内用には発売されていない機器なので、日本語表記はありません。
こんな感じで収まっています。
内容物は本体、バンド、充電器、靴用のアタッチメントと説明書です。
こちらも日本語表記はありません。
充電はこのように充電器に装着して行います。
靴用アタッチメントへの装着はなかなか固いです。
かなり早く走っても、簡単には落ちそうにないです。
バンドへの装着は「MI Band」系と同じ背面から。
デザイン的にはスタンダードな感じですね。
バンドの赤いカラーがポイント。他に緑色もあります。
こちらが時計画面。「MI Band」と違ってデザインの変更は出来ないです。
丸の部分がタッチパネルになっていて、ここをタッチして切り替え操作します。
(タップと長押ししかできません)
最初は
歩数計。
距離。
カロリー燃焼。
おそらく睡眠時間。
心拍計がないので、おそらくざっくりした数値しか出ないと思われます。
(横になった状態を判定して、動かない時間を計測するのかな?)
ペアリングした
スマートフォンを探すモード。
ここで、長押しすると
スマートフォンから音が鳴ります。
こちらは設定かな?長押しで下層のメニューに移動。
再起動と・・・
シャットダウンです。
長押しで実行されます。
ちなみに、通知があるとこのように表示されます。
内容までは分かりません・・・。
使用レポート
実際にフィットネストラッカーとして使うには
スマートフォンとペアリングする必要があります。
単体だと時計&
歩数計としてしか機能しませんね。「MI Band」と同じで分析等は
スマートフォンのアプリ頼み。
HUAWEIのスマートウォッチ用アプリは2つありますが、「Honor Band 4 Running Edition」で使うのは下の「
HUAWEI helth」の方です。インストールすると、日本語環境の場合「ヘルスケア」とだけ表記されます。
起動すると規約が表示さるので、一通り読んで次へ。
アプリは完全に日本語対応となっております。
こちらが初回起動画面です。さっそくペアリングさせます。
「Honor Band 4 Running Edition」の場合は、スマートバンドを選んで・・・
機種を選択します。
簡単に概要が表示されます。
スマートフォン側の
Bluetoothがオンになっていれば、すぐに本体が見つかります。
書いてある手順の通りに、「Honor Band 4 Running Edition」の画面をタッチしてペアリング完了。
アップデートがあったらしく、本体のアップデートが始まりました。
さて、早速初期設定です。
通知を取得したいので、とりあえず許可して。
通知を受け取りたいアプリを選択します。
これで、初期設定完了です。
一般的なアクティビティトラッカーと同じ、目覚ましアラーム機能や、座り過ぎ防止機能があります。
ちなみに、画面に表示させる機能の並べ替えやオンオフも可能です。
装着の説明。
手首を上げて画面オンや、回転させて機能の切り替え等のジャスチャーも設定できます。
こちらはホーム画面。
活動記録を見ることができます。
睡眠時間が短いですね・・・おそらく正確ではないと思われます・・・
心拍計が無いので、横になった状態で動かなかった時間を計測しているのかな?
ちなみに10/27日は朝一で
プリキュアの映画を見に行きました。ずっと座りっぱなしだと思っていたら、結構歩いてますね。ショッピングモールを歩いておもちゃやグッズ等を色々買わされたからか・・・この日は
プリキュアだけで「Honor Band 4 Running Edition」が4台くらい買えるほどお金を使わせられました・・・。高性能トイドローンが買える・・・(泣)
実際に走ってみる
[最近雨が続いているので、なかなか走れません。後日追記します]
まとめ
この記事を書いている時点では、雨が続いてまだランニングでは使っていません。
2日ほど腕に装着して使っている感じでは、非常に軽くて「MI Band」より装着感を感じません。
比べてみるとバンド自体がかなり軽量化されている感じがします。ホント軽いですよ。
まだ2日ほどしか使っていないので、バッテリーの持ちは不明ですが、他の端末の例からも1か月近くは持つのでしょうね。
メーカー公称値では21日のロングバッテリーと書かれています。
使い勝手もシンプルで戸惑う事もないでしょう。長押し動作以外は「MI Band 2」とほぼ一緒です。
肝心の
スマートフォン用アプリも使いやすくて(サインインみたいな面倒な導入行程がないので「MI Band」系より使いやすいです)好感が持てます。
「Honor Band 4 Running Edition」は6軸センサーによるランニング補助に興味がある方と、低価格なフィットネストラッカーをお探しの方にはオススメできる機種だと思います。
[10/30 追記]
雨が続いていて、なかなかランニングのレポートができませんが、とりあえず追記。
バッテリーの減りですが「MI Band」より多い気がします。100%から2日で80%になってしまいました。
初期設定やレビュー用にいじり過ぎた為か、元々のバッテリーの容量が小さいセイか分かりませんが、このままだと3週間持つか不安なところ・・・。とりあえず引き続き1か月ほど毎日使ってみてレポートしてみます。
カタログ値は「MI Band」と同じく
20日らしいのですが・・・「MI Band」は後半になると一気に減ったので、逆にこちらの方が正確なのか?
▼ 「Honor Band 4 Running Edition」の詳細はGearbestの商品ページで。