ぶっちゃけ中華ガジェットってどうなのよ?怖くない?

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このサイトのコンセプトとして「格安の二万円以下だけど高性能なガジェット」を扱っている関係で、中華スマートフォンタブレット・スマートウォッチの話題がメインになっています。

ガジェットマニアの方なら、中華スマートフォンタブレットがどのような物かをよくご存知とは思いますが、一般の方々の場合、どんなに高性能で良い端末だとしても「爆発した!」だの「分解したら石が詰まっていた!」のような良くない噂を聞くので、購入するのを躊躇してしまうと思います。

そこで今回は、様々な中華ガジェットを購入した私の経験から、中華ガジェットへの偏見を取り払ってもらうのと、それでもまだ注意すべき点を、中華ガジェットを楽しませてもらっている分際なのですが、上から目線で(笑)書かせていただきます。

あと国産端末でもAppleの端末でも、ほとんどが「メイド・イン・チャイナ」なワケで、ここで扱うのは中国のメーカーが設計・開発をした物を中華端末として扱います。

・個人的なメーカー・ブランドの分類

一口に中華ガジェットと言ってもピンからキリまであって、日本でもキャリア端末として扱われ広く浸透した「Huawei(ファーウェイ)」や「ZTE」、日本での馴染みは薄いけど、世界的に人気のある「Xiaomi(シャオミ)」NECのパソコン部門を取り込んで、世界最大手の「Lenovo(レノボ)」など、中国メーカーの中でも一流と言えるメーカーならば、国産端末を買うのと同じくらい安心感があると思います(バックドアの問題とかは一時置いておいて・・・)

しかし、これらの一流メーカーの製品は基本的に国産よりは安くても、まだ高価なほうです。

当サイトよく扱っているのが「UMI」「OUKITEL」「Bluboo」「Blackview」「MEIZU」「LEAGOO」「DOOGEE」「HOMTOM」などの、先ほどの一流メーカーと比べると二流と言える、品質的にやや劣るが格安の端末をリリースしているメーカーやブランドです。

他にタブレットだと「ONDA」「Teclast」「Chuwi」「Cube」「VOYO」なんかが有名ですね。

これ以外のあまり名前を聞かないメーカーや、一応日本のメーカーらしいけど中華ガジェットの範疇に入り、かなり壊れやすい「KEIAN」などは三流としておきます。このクラスの端末を買うと、かなり確率で初期不良があったり、数ヶ月で壊れたりします。

中国のメーカーも大手のOEMを受けたり、ODMで設計から受託したりと、かなり技術と品質が上がっていると思います。国産と言われる端末でもTrinityは中国のメーカーに設計・開発から生産まで受託したODMですし、パナソニックVAIOですら海外のODMのスマートフォンを扱っていますね。

・国産に比べてハズレを引く確率は大きい

まぁ、品質が上がっているとは言っても、ほぼ不具合のない完璧な商品が届く国産や大手メーカー製と比べると、検品が不十分なのか、不具合のあるハズレが届く事もあります。

個人的には、二流クラスのメーカーのガジェットを買っても不具合やトラブルはそれほど無いです。

たまにバックパネルをはめるツメが破損していたり、気にならないくらいの傷が付いている事はありますが、運が良いのか、笑って許せる程度の問題ばかり(神経質な人は無理かも・・・)で、今のところ致命的な不具合ありません。

箱は毎回つぶれてきますが・・・これは中国の物流事情のセイでしょう(笑)

三流メーカーになると、ちょっと困った問題が増えてきます。タッチパネルが効かなかったり、いきなり起動しなかったり。二回ほど返品を行いましたが、海外通販の場合これが結構面倒なんですよ・・・

あと、半年もしないで壊れた事も多々あります。他にも1年くらいでUSB刺すところが壊れて充電できなくなったり、バッテリーの劣化も激しいですね。

国内で買った物だと1年のメーカー保証があるので安心ですが、海外通販だと面倒なので諦める事が多いです。

などなど、三流の中華端末の場合はハズレを引く確率や面倒な事になる率は確かに多いです。

まぁ、国産でも防水タブレットなのに本体に隙間があってしかも閉まらない(QH55/M)とか、1年くらいしたら液晶から接着するための液が漏れたり(LOOX U/G90)とか、自分の場合は富士通の方が二流の中華端末よりハズレ多いです・・・(この問題ネットでも報告多いです。富士通はリコールして治してくれないかな?)

・まとめ

中華ガジェットの最大の魅力は安いのに高性能な事です。

同じ性能のものを大手や国産メーカーで買おうとすると、2〜3倍、下手すれば5倍くらいの価格になります。

自分の場合、ハズレを引くかもしれないリスクより、高性能なものを安く買えるというメリットの方が勝ってしまうので、中華ガジェットの購入はやめられません・・・

(iPhoneSIMフリー機を1台購入する金額で、同じくらいの性能の様々な個性を持った端末が10台とか買えちゃうんですよ)

それに、最近の中華ガジェットは面白いんです。

iPhoneの真似ばっかりの性能やデザインだけではなく、外観も性能も個性的な端末が増えてきています。

タブレットで言えば、WindowsAndroidのデュアルOSで使いたければ、現在では中華タブレットしか選択肢はありません。

面白い機構の2in1タブレットや4:3の比率のタブレットAndroid搭載のスマートウォッチなど、失敗を恐れて王道を進む大手メーカーでは手を出しにくいところを攻めてくるのも中華ガジェットの面白みです。

ちなみに個人的に好きなのが「UMI」「Bluboo」「ONDA」「Teclast」「Chuwi」あたりです。

金属の端末が多いのと、ここいらへんのメーカー・ブランドだとハズレが少なく品質も高い気がします。