2018年版 Android搭載スマートウォッチの比較&オススメ

2017年はついにメモリ2GBのAndroid搭載スマートウォッチも登場し、ローエンドスマートフォンに迫る勢いで進化した年でした。 最近はラウンド型のデザインが主流になり、カッコいいスマートウォッチが増えたのですが、Android Wear機と違って円形に最適化されていないので、ちょっと使いにくい所もあります。 あとは電池持ちさえ克服できれば、かなり実用的な物になると思うのですが、逆に本体やOSの省電力化の影響か、バッテリー容量はどんどん少なくなっていきますね・・・。 加えて最近は同じようなデザイン・スペックの端末が増えてきて、面白みに欠けるのも事実。ぜひ「DOMINO DM98」のような他には無い魅力を持つスマートウォッチを期待したいところ。 [2018/05/27追記] と、思っていたのが2018年の1月の頃。春先のあたりからZeblazeから、500mAhを超える大容量バッテリーのハイスペック機種が次々と発表され、再びAndroid搭載スマートウォッチが面白くなってきました!メモリ2GB機種も次々とリリースされる中、ついにLTEへの対応やAndroid7.0機種も登場し2018年のAndroid搭載スマートウォッチ業界にも期待大です。 この記事では2017年末から2018年以降にリリースされるスマートウォッチをご紹介したいと思います。並び順は個人的に買う予定が高いものや、オススメ商品順に掲載していきますので、ご参考になれば幸いです。

「Zeblaze THOR PRO」

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「Zeblaze THOR PRO」はハイスペックAndroidスマートウォッチ「Zeblaze THOR」のアップグレート版で、クアッドコアのMTK6580Mにメモリ1GBとストレージ16GBを搭載というスペックは「Zeblaze THOR」と一緒ですが、ディスプレイが1.53インチと大型化し、屋外でも見やすい反射型液晶を採用しております。 さらに500mAhの大容量バッテリーと200万画素のカメラを搭載するなど、スマートウォッチとしては十分すぎるほど高性能なのに、$100以下で購入可能な低価格さも特徴となっております。 こちらで実機レビューしております。
ディスプレイ・解像度1.53インチ液晶 / 320x320ピクセル
CPUクアッドコア MTK6580 1GHz
RAM/ROM1GB/16GB
OSバージョンAndroid 5.1
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(850/2100MHz)
本体サイズ・重量27.00 x 4.80 x 1.30 cm / 63.0 g
SIMカードnanoSIM
バッテリー500mAh
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「Zeblaze THOR S」

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「Zeblaze THOR S」は上の「Zeblaze THOR PRO」と同じく、「Zeblaze THOR」をベースにしたアップグレード版で、スマートウォッチでは珍しい500万画素のフロントカメラが搭載されたモデルです。ディスプレイはゴリラガラス4を採用した400x400ピクセルの1.39インチ有機ELで、屋外での視認性と発色の良さが特徴です。 ちょっとゴツイですが、無骨なデザインがカッコいいですね。
ディスプレイ・解像度1.39インチ有機EL / 400x400ピクセル
CPUクアッドコア MTK6580 1GHz
RAM/ROM1GB/16GB
OSバージョンAndroid 5.1
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(850/2100MHz)
本体サイズ・重量21.00 x 5.12 x 1.50 cm / 65.0 g
SIMカードnanoSIM
バッテリー500mAh
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「Zeblaze THOR 4」

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「Zeblaze THOR」派生機のトリを飾るのは、LTE通信への対応に加えて、CPUの強化とAndroidバージョンが7.0という最高スペック機の「Zeblaze THOR 4」です。 こちらもディスプレイはゴリラガラス4を採用した400x400ピクセルの1.39インチ有機ELに加えて、「Zeblaze THOR S」と同じ500万画素のカメラを搭載し、さらにバッテリーも若干多めの580mAhという大容量の期待のスマートウォッチです。
ディスプレイ・解像度1.39インチ有機EL / 400x400ピクセル
CPUクアッドコア MTK6737 1GHz
RAM/ROM1GB/16GB
OSバージョンAndroid 7.0
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(850/2100MHz)
4G通信LTE FDD:2100/1900/1800/850/2600/800
本体サイズ・重量4.85 x 4.85 x 1.59 cm / 63.0 g
SIMカードnanoSIM
バッテリー580mAh
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「LEMFO LEM5 Pro」

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ブルーに塗装された金属筐体がカッコいいですね。 「LEMFO LEM5 Pro」は2018年初頭で最もハイスペックなスマートウォッチの一つです。 400x400ピクセルの高解像度有機ELに、メモリ2GBにストレージ16GBと、最高峰のスペック。 言ってしまえば、メモリ以外は2017年の他のモデルと一緒なので、メモリが倍増しただけなのですが、スマートフォン等は搭載メモリによって、体感できるほど快適さが違うので、このスペックアップには期待できると思います。 バッテリー容量も450mAhと、他のスマートウォッチより若干多いですね。
ディスプレイ・解像度1.39インチ有機EL / 400x400ピクセル
CPUクアッドコア MTK6580M 1.3GHz
RAM/ROM2GB/16GB
OSバージョンAndroid 5.1
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(900/2100MHz)
本体サイズ・重量Round 22.00 x 4.80 x 1.20 cm / 80g
SIMカードnanoSIM
バッテリー450mAh
GearBestで購入する場合はこちら ▼ 国内Amazonでも購入可能。 ▼ こちらはメモリ1GBの無印版です。

「LEMFO LEM4 PRO」

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「LEMFO LEM4 PRO」の特徴は、なんと言っても1200mAhというスマートウォッチ最大のバッテリー容量が魅力です。見た目や液晶のスペックから「DOMINO DM98」の同型機かと思ったのですが、大分スペックアップしてきています。 512MB/4GBだったメモリとストレージは倍以上に、バッテリーは前述のとおり900mAhから1200mAhに。Androidのバージョンも4.4から5.1にアップデートされております。何気にデザインも重戦車みたいにちょっとゴツめになりました(まぁ、同じOEMだとしてもメーカーが違うから、当然の差別化ですね)。 「DOMINO DM98」がお気に入りだったので、これはぜひとも欲しい端末です。
ディスプレイ・解像度2.2インチ / 320x240ピクセル
CPUクアッドコア MTK6580M 1.3GHz
RAM/ROM1GB/16GB
OSバージョンAndroid 5.1
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(850/2100MHz)
本体サイズ・重量26.90 x 6.20 x 1.50 cm / 77g
SIMカードnanoSIM
バッテリー1200mAh
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「AllCall W2」

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「AllCall W1」の後継モデルで、スペックは同等ですがIP68の防水対応になりました。 細かい変更点はAndroidのバージョンが7.0になったり、バッテリー容量も若干増えています。 前機種同様サムスン製と明記されている400x400ピクセルの高解像度有機ELに、メモリ2GB・ストレージ16GBと2018年では最高峰の性能を持つスマートウォッチの一つです。
ディスプレイ・解像度1.39インチ有機EL / 400x400ピクセル
CPUクアッドコア MTK6580M 1.3GHz
RAM/ROM2GB/16GB
OSバージョンAndroid 7.0
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(850/1900/2100MHz)
本体サイズ・重量10.30 x 10.30 x 6.80 cm / 97g
SIMカードnanoSIM
バッテリー460mAh
GearBestで購入する場合はこちら ▼ 国内Amazonでも購入できますが、かなり高め・・・。

「AllCall W1」

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こちらも2017年後半のモデルですが、メモリ2GBのハイスペックモデルです。 サムスン製と明記されている400x400ピクセルの高解像度有機ELに、メモリ2GB・ストレージ16GBと「LEMFO LEM5 Pro」と同じく、現在最高峰のスマートウォッチです。 スペックは「LEMFO LEM5 Pro」とほぼ一緒ですが、バッテリー容量が400mAhと少ないですね。 その分、価格も2000円ほど安いです。
ディスプレイ・解像度1.39インチ有機EL / 400x400ピクセル
CPUクアッドコア MTK6580M 1.3GHz
RAM/ROM2GB/16GB
OSバージョンAndroid 5.1
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(900/2100MHz)
本体サイズ・重量Round 27.50 x 4.80 x 1.40 cm / 66g
SIMカードnanoSIM
バッテリー400mAh
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「FINOW X5 AIR

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2017年末に発売された「LEMFO LEM5 Pro」は、こちらの「FINOW X5 AIR」と色とバンドが違う同一モデルだと思われます。個人的に最もデザインが気に入っているラウンド型スマートウォッチ「FINOW X5」がスペックアップされたモデルで、名前にAirと書かれていますが、特に軽くなった様子はありません。 当然スペックも「LEMFO LEM5 Pro」と一緒で、400x400ピクセルの高解像度有機ELに、メモリ2GB・ストレージ16GB。バッテリー容量も一緒の450mAhです。 こちらの兄弟機は色味とバンドのデザインで選択するのが良いですね。
ディスプレイ・解像度1.39インチ有機EL / 400x400ピクセル
CPUクアッドコア MTK6580M 1.3GHz
RAM/ROM2GB/16GB
OSバージョンAndroid 5.1
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(850/1900/2100MHz)
本体サイズ・重量Round 48.0x48.0x13.0mm / 84g
SIMカードnanoSIM
バッテリー450mAh
GearBestで購入する場合はこちら ▼ 国内Amazonでも同じくらいの価格で買えるのは嬉しいところ

「LEMFO LES 1」

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「LEMFO LES 1」は「Zeblaze THOR」に近いスペックのスマートウォッチです。 こちらは400x400ピクセル有機ELクアッドコアのMTK6580Mを搭載、メモリ1GBにストレージ16GBに200万画素のカメラとデザイン以外は「Zeblaze THOR」と全く同じ性能です。
ディスプレイ・解像度1.4インチ有機EL / 400x400ピクセル
CPUクアッドコア MTK6580 1.3GHz
RAM/ROM1GB/16GB
OSバージョンAndroid 5.1
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(850/2100MHz)
本体サイズ・重量26.80 x 2.20 x 0.30 cm / 66.0 g
SIMカードnanoSIM
バッテリー350mAh
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「Ordro X86 / Ourtime X86

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「Ordro X86 / Ourtime X86」は往年名機の「ZGPAX S8」を彷彿とさせるスペックに、5000円台というコストパフォーマンスの高さが特徴のスマートウォッチです。 以下に、実際に購入された たいちょうくん 様のレポートを転載させていただきました。 注文して三週間弱、 ようやく「Ordro X86」が届きました! 液晶パネルのタッチ反応等、「FINOW Q1」よりストレスなくスムーズに反応する印象です。 一番の優れているのはバッテリー。 スマホとペアリングし、Wi-FiもON状態で、1日もちます。 電池の消耗が、今までもっていた6個のスマートウオッチよりも長持ちします。 個体の質感ですが、ケースは金属性でしっかりしています。 デザインも気に入っています。 裏蓋がプラスチックのビス四箇所留め。 正直、裏のプラスチックのせいか、見かけの割に 軽いと感じます。 ケースの大きさはQ1より気持ち大きいです。 ベルトはラバーで、大きめのケースをしっかり固定します。 「FINOW Q1」のベルトより気持ち厚みがあり、肌さわりは違和感はありません。 本日、はじめて位置情報をONにしたのですが、 電池の減りが早くなりました。 このX86、STK スマートウォッチと酷似してるように思うんですが・・・。 ペアリングしたときに、表示がX86ではなくX01って表示されたんで?と 思い、Amazonを検索するとケースは異なりますが 文字盤やアプリの画像が酷似していました。 スマートウオッチX01で検索されると表示されます。 たいちょうくん様レポートありがとうございます!コストパフォーマンスだけでなく、なかなか中身も良さそうなスマートウォッチですね!600mAhというバッテリー容量も魅力的。 やはり、スマートウォッチは電池持ちが重要ですからね。
ディスプレイ・解像度1.54インチ / 240x240ピクセル
CPUデュアルコア MTK6572 1.0GHz
RAM/ROM512MB/4GB
OSバージョンAndroid 4.4
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 3.0
3G通信WCDMA(2100MHz)
本体サイズ・重量24.30 x 4.00 x 1.35 cm / 79.0 g
SIMカードnanoSIM
バッテリー600mAh
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「Microwear H5」

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こちらも最近では珍しいスクエア型のスマートウォッチです。 スペックはメモリ1GBにクアッドコアのCPUと並みですが、OSのバージョンがスマートウォッチでは最新のAndroid 6.0になっていますね。さらにLTE対応に加えて、カメラが付いているのと、バッテリー容量が600mAhと大きいのも特徴。2018年に入ってからスクエア型のリリースが続きますね。 Android 6.0のスマートウォッチは今まで無かったと思います。電池持ちとか良くなっているのかな? まさか、簡易版のWearの6.0.1(Android Wear 1.4)の事ではないとは思いますが(笑・・・ちゃんとGoogle Play等が入っているので、フルのAndroidだと思われます) ちょっと気になる機種ではあります。
ディスプレイ・解像度1.54インチ / 240x240ピクセル
CPUクアッドコア MT6737 1.1GHz
RAM/ROM1GB/8GB
OSバージョンAndroid 6.0
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(850/900/1900/2100)
LTE通信FDD-LTE: B1/B3/B7/B8/B20
本体サイズ・重量24.90 x 4.00 x 1.40 cm / 70.0 g
SIMカードnanoSIM
バッテリー600mAh
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「KingWear KW06」

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こちらもスクエア型に、最近珍しい320x320ピクセルの液晶を搭載したスマートウォッチ。 個人的には実用性を考えて、スクエア型も好きなのですが、スペックが低く抑えられているのがちょっと気になります・・・でも、逆に考えると電池持ちは良いという事ですね。460mAhという少し大きめのバッテリーを搭載しているのも良いですね。
ディスプレイ・解像度1.54インチ / 320x320ピクセル
CPUクアッドコア MTK6580
RAM/ROM512MB/8GB
OSバージョンAndroid 5.1
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
3G通信WCDMA(850/1900/2100MHz)
本体サイズ・重量28.80 x 4.00 x 1.40 cm / 66.0 g
SIMカードnanoSIM
バッテリー460mAh
GearBestで購入する場合はこちら 最近では初出の価格でも10000円以下の低価格なAndroidスマートウォッチも増えてきていますね。 これからのスマートウォッチ業界は、高価・ハイスペックのラウンド型と、低価格・必要最低限スペックのスクエア型の住み分けになるのかな?