「i95」 Android 4.3搭載、フルメタルスマートウォッチ開封レビュー

GooglePlayは非搭載だけど、ディスプレイが320x320ピクセルと高解像度で、ボディもバンドも高級感のあるフルメタルのスマートウォッチ「i95」を購入しましたので、レビューしたいと思います。 i95-07.jpg スペックはこちら
ディスプレイ・解像度1.54インチ液晶 / 320x320ピクセル
CPUHigh speed XBurst 1.2GHz
RAM/ROM512MB/4GB
OSバージョンAndroid 4.3
無線LAN-
BluetoothVersion 4.0
3G通信-
本体サイズ・重量51.0×38.0×11.0mm / 61g
SIMカードMicroSIM
バッテリー320mAh

・購入にいたるまで

あくまでも個人的な感想ですが、2015年の中頃から、中華スマートウォッチはかなり洗練されてきたと思います。性能的にはそれほど大差はないのですが、デザインが良くなってる気がします。 2014年頃の端末はこんな感じ。性能差はそれほどないですが、安くなっているのでオススメ。
中でも今回レビューする「i95」はかなり腕時計っぽい。質感も加味すれば高級腕時計と言えなくもないデキのスマートウォッチです。 こちらのAmazonページから購入できます。 レザーバンドとメタルバンドのものがあるのですが、私が購入したのは「シルバーメタル」のモデル。こちらからだと海外から輸入するのとあまり変わらない価格で購入できます。 (私が購入した時は海外通販で14000円くらいでした。現在、海外では商品の取り扱いが少なくなってきています) この販売業者だと、なぜかメタルバンドもレザーバンドも同じ値段なので、海外通販で買うとレザーより若干高いメタルバンドの方を買ったほうが断然おトクです。でも、レザーの方も合皮ではなく本革らしいので、きっと満足できると思います。 海外通販で購入する場合はこちらicon。GearBestの商品ページです。

開封レポート

箱の方はあまり高級感があるとは言えないものなのですが、あまり見ないスライド式で、他とは差別化した感じがあります。 i95-01.jpg 同梱品は充電用のクリップ型アタッチメントとMicroUSBケーブルと簡易説明書です。 i95-02.jpg 箱を開けた瞬間、対面した本体の金属質感にテンションが上がります。 ゆるやかにカーブした液晶周りの金属部分はヘアライン加工がされており、高級感を漂わせるアクセントになっています。 i95-04.jpg 反射の綺麗なダイヤモンドカットされたエッジから続くボディは梨地加工の上品な光沢。 中華スマートウォッチとは思えないほどの質感とデザインです。 i95-05.jpg ボタンはサイドの電源&戻るボタンの役割を持ったこちらの1ボタンのみ。

・充電は専用のクリップ型アタッチメントで

i95-03.jpg 「i95」は本体下部の端子に当たるようにクリップ型のアタッチメントで挟んで充電します。しかし、この位置合わせがなかなか難しい・・・加えて動かすとすぐに外れるので、充電しながらの使用は控えたほうが良いと思います。 「i95」はGooglePlayが非搭載のため、アプリのインストールはADBからコマンドを送って行ったのですが、何度か外れて失敗しました。 i95-06.jpg 背面にあるのは、充電端子の他に心拍計とスピーカ。「i95」にはカメラもありません。

・高解像度な液晶が綺麗

「i95」の特徴はデザイン・質感に加えて、この綺麗なディスプレイだと思います。320x320ピクセルと高解像度で明るさも十分あります(同じ解像度の「SmartWatch K9」は「i95」と比べると若干暗いです) i95-08.jpg i95-09.jpg

・ デメリットはGooglePlayどころかWiFiもない点

何度も書いている通り「i95」はGooglePlayが非搭載です。apkからインストールできる人なら問題ないかもしれませんが、初心者にはこの点がデメリットになると思われます。 さらに加えると、「i95」には商品説明には搭載と書いてあるWiFiも非搭載です。海外のフォーラムで確認しましたが、メーカーの記載が間違っているものだと思われます。 ちなみにインターネットや通信系のアプリは入っているのですが、Bluetooth経由になります。ペアリングしたスマートフォンやパソコン経由で通信を行います。 i95-11.jpg Android搭載スマートウォッチではありますが、基本的にAndroidWearのようにスマートフォンと連携させて使うのがメインの端末だと思われます。でも、通信系を非搭載なおかげでバッテリーの持ちは良いです。

・ 最初から日本語を搭載

i95-12.jpg Android端末はバージョン5.0以降は、ほとんどの端末で日本語環境がデフォルトで入っていますが、バージョン4.0の場合はメーカーによってまちまち。中華端末の場合は、かなりの確率で入っていないことが多いです。 (「ZGPAX」や「SmartWatch K」シリーズでは標準では入っていませんので、MoreLocale 2頼みです) i95-10.jpg ところが、この「i95」は最初から日本語が入っていました。翻訳がちょっと変なところはありますが、これは助かります。 結論から言うと、「i95」はスペックや機能よりもデザイン・質感重視で買われた方が良いスマートウォッチだと思いました。 気になる方はこちらのAmazonページをご覧ください。 海外通販で購入する場合はこちらicon。GearBestの商品ページです。 あと、もう一つデメリットを挙げると、実用系アプリは問題なく動くのですが、ゲーム系アプリがあまり動きません。 Zgpax系のスマートウォッチなどでは3Dゲームもサクサク動くのですが「i95」では「ZGPAX S8」で動いたゲームがどれも動きませんでした。この点もご注意ください。 ↓↓↓活動の支えになりますので、ぜひ広告クリックをお願い致します。↓↓↓