「LEPOW Z1」低価格だけど高品質な15.6インチのポータブルFHDディスプレイ!スマホもOKなケーブル1本のラクラク接続 レビュー

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「LEPOW Z1」は15.6インチのIPSパネルを採用したFHD(1920x1080ピクセル)のポータブルディスプレイで、HDMIもしくはUSB Type-Cでの映像入力が可能です。低価格ながらHDRの表示機能も搭載されております。

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「Oculus Quest」で遊んでみた&互換性はどうなの?「Gear VR」や「Oculus GO」のゲームを無理やり入れて動かしてみる 簡易レビュー

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こちら開封レビューの続きです。 ケーブルレス&「6DoF」で最高のVR体験ができる「Oculus Quest」ですが、まだ発売直後という事もあって、アプリやゲームの数が少ないです。 「Oculus GO」のときは、先行する同等仕様の「Gear VR」がありましたが、「Oculus Quest」の場合はトラッキング方式やコントローラーが変わってしまったので、単純には移植できないのでしょう。
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また「Oculus Rift」とダウンロードの共通性を持たせてしまったためか、アプリ・ゲームの価格が一気に高騰しました。これもちょっと痛手です・・・Steamの安売りに慣らされた身としては、できればセール待ちしたいのですが、今の所「Oculus Quest」ゲームのセールが行われる様子はありませんね・・・。「Oculus GO」は日替わりセールが楽しみだったのですが・・・。 そんな「Oculus Quest」ですが、アプリ・ゲーム不足を補うように、デモ版のゲームが多めにインストールされていますので、その紹介と、後半では無理やりAPKから「Oculus GO」用のゲームをインストールしたレポートを行いたいと思います。 ▼こちらは国内Amazonの正規品です。定価以上になっている物を間違って買わないように気を付けて下さい。
▼まだまだ人気の「Oculus GO」も国内Amazonで購入可能です。
まず最初は初回起動で行われるチュートリアルです。 アプリとしてインストールされているので、いつでも起動させることが可能です。 こちらをプレイする事によって「Oculus Quest」で出来る事が一通り体験できます。
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このチュートリアルの途中で、仮想ゲーム機にカセットを入れる事によって、ダンスをしたりガンシューティングを楽しむ事ができるのですが、これが結構面白くて、チュートリアルなのに長時間遊んでしまいました。
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次も公式のチュートリアルと思われる「Oculus First Contact」 こちらはダウンロードする必要がありますが、無料で入手可能です。 特筆すべきはグラフィックの凄さで、ちょっとSFチックな部屋がフォトリアリスティックに再現されています。その部屋にいるロボットを起動して、一緒に遊んだりできます。まぁ、ゲーム要素はほぼ無いので、ゲームというより技術デモっぽいですね。 このクオリティのグラフィックでゲームが遊べるのは、今のところ数えるほどしかありませんが、3D描画の美しさはPSVRやPCVRと比べても遜色ありません(PSVRは解像度が低いので、せっかくのグラフィックが台無しですが・・・)
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机に散らばった様々なオブジェクトには、きちんと当たり判定があります(「Nature Treks VR」みたいに当たり判定が無く、オブジェクトをすり抜けられると萎えますよね・・・)右上にぶら下がっているリモコンは殴って遊ぶ用。
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ここからは有料ゲームの紹介です。 まず最初は「Oculus Quest」を購入した人の大半が入手したと思われる「Vader Immortal」 言わずと知れたスターウォーズVR体験ができるゲームです。グラフィックはVRゲームの中でも屈指の出来。ベイダー卿やストームトルーパー達が、まるでそこにいるかのようにバーチャル空間に登場します(そちらもスクリーンショットを撮ったのですが、ネタバレになるといけないので、当たり障りのない序盤の写真にしました) ただ、Episode Iと付く事から分かる通り、いくつかに分割されたゲームで、さらにストーリーモードはあっという間に終わってしまいます。
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本編は戦闘も少なく、1時間足らずで終わってしまうのですが、こちらのWAVEクリア型の戦闘モード「Lightsaber Dojo」には数時間遊ぶほどハマっています。ストーリーモードの戦闘は簡単過ぎて、おまけ程度な感じでしたが、こちらはやり込めるほど面白いです。
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とは言っても、敵は一斉には襲ってこないし、パターンを掴めば難易度は低いのですが、それでもスターウォーズの世界でチャンバラが出来るのは夢のような体験です。
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お次も大人気の「Beat Saber」 こちらはスターウォーズライトセイバー風の武器を振り回して遊ぶ音ゲーです。 方向の描かれたキューブ状の物体を、その方向に従ってタイミングよく切りつけます。 この切る感覚がとても気持ちよくて、非常にクセになります。
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「Oculus Quest」にはこのゲームのデモが入っているので、必ず遊んでみて下さい。ルールを覚えると、かなりハマりますよ!
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ここから下の3本のゲームはプリインストールされているデモ版のものです。 「Sports Scramble」はテニス、ボウリング、野球を遊ぶことが出来るスポーツゲームです。 見て分かるように、真面目なゲームではなく、かなりハチャメチャな感じ。ミニゲーム集の「Fail Factory」のキャラクターも出てきますね。
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こちらはボクシングゲームの「Creed: Rise to Glory」 ロッキーの続編映画のゲーム化みたいです。なかなか本格的な殴り合いが出来ます。 グラフィックがイマイチだったので購入はしてませんが、もっとグラフィックがリアルなボクシングゲームが出たら、ぜひとも欲しい所です。 やはりVRゲームにはボクシングのような1対1の格闘ゲームが合いますね。 私は学生時代は剣道をやっていたので、剣道のゲームとか欲しいかも・・・。 (ソードバトルを体験できる「ソード・オブ・ガルガンチュア」とか買ってみようかな?)
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「Journey of the Gods」 FPSのような視点で遊べるRPG?アドベンチャーかな?酔いそうなので、あまり遊んでません。 ゼルダVR化したようなゲームだと言われていますね。
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お次はPSVRや「Oculus GO」などの他のVRゲーム機でもリリースされている「Nature Treks VR」 正確にはゲームではありませんし、あまり面白くもないので強くは勧めませんが、ケーブルレス&「6DoF」との相性が最高でしたので、少し多めの写真でご紹介。
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ゲームの目的は特になく、VR空間でただボーッとしているだけ。 木を植えたり、天気や時間帯を変えたりといったインタラクティブな要素はありますが、それを行ったからと言って、プレイに何らかの影響がある訳でもなく、フィールドの見た目が少し変わる程度。
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凄く否定的な説明から入りましたが、ゲームとしてではなく「Oculus Quest」の可能性を体験できるデモアプリとしては非常に素晴らしかったです。グラフィックはそこそこ奇麗。
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このゲームを遊ぶときは、ガーディアンシステムでルームスケールを出来る限り広く取ってください。その方が絶対に楽しめます。できれば屋外が望ましいですね。ただ、公園とかで遊ぶと、完全に怪しい人だと思われますし、高確率で事故やケガをしますので、ご注意。 4~5メートル四方くらいあれば空間を実際に歩いて移動する事ができます。 広い空間を自由に歩くことによって、自分が仮想空間の中に「完全」に入り込んでいるのを体感できます。これは今までの「6DoF」でもなかなか体験できなかったモノですよ。まさにケーブルレス、スタンドアローン型ヘッドセットの賜物。 ちなみに部屋が狭くてもワープ移動等で、空間内を移動する事は可能です。 話しは逸れますが、空間内を実際に歩いて移動する場合は、全くVR酔いは発生しません。VR酔いは自分が動いていないのに、景色が動くため脳が混乱して起きる現象ですからね。 酔ってしまって、結局VRモードは諦めて通常モードでクリアした「バイオハザード7」をスタンドアローン型ヘッドセットで、もう一度やり直したい・・・。ベイカー家並みの広い家が必要ですが・・・。
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空間内で寝っ転がれば、空を仰ぐことも出来ますし、這いつくばる事も可能です。 ただ、惜しむらくは、オブジェクト(木や動物)に当たり判定がなく、自分は幽霊みたいな存在なので、すり抜けた瞬間に没入感が阻害されます。
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こんな感じの果物があったら、「Oculus Quest」のデモアプリみたいに掴んだり投げたりしたいじゃありませんか・・・。でも、それは出来ません。ただ、特定の木の枝を折ったり、投げたりは可能です。まぁ、頻繁にアップデートされているアプリらしいので、いつか要望は実現するかもしれませんね。
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あと、グラフィックもPC等の他機種版に比べて、ちょっとショボいかな? 「Oculus GO」版はやった事がないので分かりませんが、そちらを流用しているためのかな?と思われます。 下の写真はクジラの横をすり抜けた時に撮った物。 やはり、巨大な生き物が近くを通ると、ヒヤッとしますね。
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「Oculus GO」のアプリを無理やりインストールしてみた

発売から間もないためのゲーム不足に加えて、価格が高騰したにも関わらずセールが行われないので「Oculus GO」の時みたいに、ゲームを大人買いするような真似ができない「Oculus Quest」 やはりハードがいくら優れていても、遊べるゲームがなければ物足りません・・・。 ソフトの価格が高いだけなら、お金があれば問題ないのでしょうけど、高価なハードを購入して、既に先立つものが無いです。I have no money (しかもVRのゲームは数時間でクリアできるミニゲーム的な物ばかりなので、すぐに終わってしまいます)
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「Gear VR」や「Oculus GO」等の過去の資産が使えなくなるのもイヤなので、とりあえず昔購入したゲームを片っ端からバックアップして「Oculus Quest」にインストールしてみました。 (バックアップには「Oculus TV」からESファイルエクスプローラーを使って、NAS経由で「Oculus Quest」にインストールしました。実は「Oculus GO」専用の物以外は「Gear VR」(Galaxy)を使ってバックアップしました。「Gear VR」をお持ちの方は、いつものスマートフォンの手順で良いので、もっと手軽にバックアップ出来ると思います。) 結論から言うと「遊べました」 ただし、同じ自分のアカウントを介しているのに、認証関係は全てエラーになるので、下の写真のように有料ゲームや通信・課金を行うゲームは動かない物が多いですね。「Virtual Virtual Reality」とか「Along Together」みたいな大作?ゲームは概ねプレイ不可です。
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また、動いたとしても、コントローラーの関係で操作不能になるものもあります。 想定している解像度の違いからか、映像がぼやけたり、パースが変になるものも多いですね。
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こちらは完全に動いた例。「Oculus GO」で購入した有料アプリですが「Oculus Quest」でも遊べました。
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コントローラー関係もOKです。 「6DoF」だと、空間を移動する事も可能です。
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こちらは、もともとBluetoothゲームコントローラー専用のゲームですので、ゲームコントローラーをペアリングしていれば動作します。
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「Oculus GO」の時は、ここまで近寄る事はできませんでしたが「6DoF」なら、視点を近づけられます。きちんと細部まで作りこまれていますね。
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こちらもゲームコントローラー専用のゲームですが、問題なく遊べます。
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他にも遊べた有料ゲームは以下の通り。 ただし、操作系が頭の回転でポイントする「Gear VR」扱いになります。
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こちらは「Oculus GO」専用コントローラーじゃないとステージ全体を回転させることが出来ないですが、自分で回り込めば遊べる感じ。
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無料アプリなら遊べるものが多いですね。 特に「Black River Studios」系の良質な無料ゲームは全部動きました。 やはり、VRと言えばホラーゲーム。没入感の高まりによって、恐怖も倍増です。 ちなみに、下の写真は通常の「3DoF」環境の場合の立ち位置ですが・・・
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「6DoF」対応の「Oculus Quest」なら、しゃがんだり、熊の敷物に寝っ転んだりできちゃいます。
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こちらも通常では見られない視点。
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今度は同じメーカーのSFホラーゲーム。
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ちょっと難ありですが、遊べなくはないです。
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同メーカーの音ゲー。 一応遊べますが、ちょっとカクカクします。
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しかし、コントローラーの問題でライン移動できないので、実質遊べないかも・・・。 残念ながら、こちらはアンインストールしました。
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アメコミの悪役が活躍する「Suicide Squad」の無料ゲームも遊べました。
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無料アプリならかなりの数のゲームが動きますね。
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「Gear VR」用のスネークゲームや・・・
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「Oculus GO」用のパズルゲーム。
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野良アプリのVirtual BoyエミュレータVirtual Boy GO」も「Oculus Quest」で問題なく動作します。
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普通に遊べたゲームの一覧はこんな感じ。
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▼こちらは国内Amazonの正規品です。定価以上になっている物を間違って買わないように気を付けて下さい。
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「Oculus Quest」ケーブルレス&6DoFで空間内を自由に歩ける!今、最も手軽に最高のVR体験が可能なヘッドセット 開封レビュー

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スタンドアローンVRヘッドセットの決定版「Oculus GO」のレビューを行ったのがちょうど一年ほど前。「Oculus GO」は性能を考えると、驚くほど低価格で、誰にでも手軽で高品質なVRを体験をもたらし、VR機器の浸透に一役買ってくれた名機でした。私は今でもゲームをしたり、自分の撮影した360度動画の確認用に愛用しております。 そして、ついに上位機となる「Oculus Quest」が発売されました。 しばらく前から国内AmazonでもOculus製品の取り扱いが開始されているので、そちらで注文しようと思ったのですが、「Oculus Quest」に関しては予約が殺到して、あっという間に正規品が購入できなくなってしまったので、今回も公式サイトで注文する事にしました。 (2019年6月に入ってからは在庫が回復していますが、たまに売り切れてますね・・・大人気です) 価格は64GBモデルが49,800円、128GBモデルが62,800円と「Oculus GO」に比べると倍以上と高価になっておりますが、それに見合うくらいの素晴らしいVR体験が可能な機器となっております。
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「Oculus Quest」について、一言で「Oculus GO」との違いを説明するなら「空間を自由に動けるようになった」ことですね。 本体内に高性能スマートフォン並のプロセッサが内蔵されており、PCVRやPSVRのようなケーブルが不要で、単体で動作するスタンドアローンVRヘットセットという点は同じですが、ポジショントラッキングが「3DoF」から「6DoF」に進化しています。 「Oculus GO」の「3DoF」は3軸自由度と言って、顔の向き(頭部のXYZ軸それぞれの傾き)を把握して、見ている方向を画面に反映させていましたが、「Oculus Quest」の「6DoF」はそれに加えて、XYZ軸それぞれの移動量をトラッキングできるので、空間内を移動できるというのが最大の特徴です。
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ケーブルで繋ぐタイプのPCVRやPSVRでは、センサーを部屋に配置する事によって「6DoF」を可能にしていましたが、スタンドアローン型の「Oculus Quest」では、インサイドアウト方式という4つのカメラで空間を認識する事によってそれを実現しています。 「3DoF」と「6DoF」では没入感に大きな差があります。 「3DoF」の「Oculus GO」は、辺りを見回すことはできても、座ったり、自分が動いても、バーチャル空間は頭部に固定されていましたが、「6DoF」の「Oculus Quest」では、自分がしゃがんだり、歩いたりすると、あたかも自分がバーチャル空間内にいるかのように移動できます。 しかも、この「6DoF」とケーブルレスのスタンドアローン型との愛称は抜群です! PCVRやPSVRではどうやってもケーブルの長さまでしか移動できず(さらに邪魔)、センサーを設置できる場所が限られますので、移動できる空間に制限があります。 ところが、スタンドアローン型の「Oculus Quest」ならば、屋外や体育館のように広い場所があれば(ガーディアンでルームスケールを設定できる限界以内なら)どこまでも歩いて(上空も)移動できるのです。PCVRやPSVRで「6DoF」を体験済みの方でも、これは感動しますよ。
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加えて「Oculus Rift」譲りのコントローラーでの操作感も素晴らしいです。 一般的に普及しているPSVRPS Moveよりも、物を掴んだり、指で押したり、投げたりといった一連の操作が直感的に操作できるので、バーチャル空間への没入感もさらに高まります。
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「Oculus Quest」で使われている技術は、どれも既存にあったものだけど、これらの全ての要素がバランスよくマッチし、最高のVR体験を作り上げています。 ▼こちらは国内Amazonの正規品です。定価以上になっている物を間違って買わないように気を付けて下さい。
この記事を書いている6月初頭では普通に購入できるようになっています。 ▼VR機器は、本体の大きさや、形状の特殊なコントローラーの問題で、意外と収納に困ります。 「Oculus GO」は100均で売っているプラスチックケースにピッタリ入りましたが、「Oculus Quest」は頭部を覆う部品の材質が固いものに変更になり、かなり大きめのケースじゃないと入りませんので、専用ケースがあると助かります。

さっそく開封レポート

箱はかなりデカイです。 「Oculus GO」の倍くらいはありそう。
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頭部を固定する部分が、「Oculus GO」の布バンドからちょっと固めのゴムのような材質に変更されています。この部分、かなりフィット感は良いですが、バンドみたいに曲げられないので、場所を取ってしまいます。ケースも大きめの物が必要になります。
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こちらは正面。SFに出て来そうな未来感あふれるデザイン(複眼カメラのセイかな?) カッコいいですね。ロゴの上にはインジケータがあります。 四隅にインサイドアウト方式を実現するためのカメラがあるのが分かります。
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こちらはひっくり返して下部を見た所。 音量ボタンと、IPD(目と目の幅)調整用のバーがあります。 「Oculus Quest」は片目ごとに別の有機ELが使われているので、この調整が可能です。 このおかげでよりクッキリと鮮明な映像を見ることが可能です。 「Oculus GO」の時と同じで、鼻の低い平たい顔族の私の場合は、この鼻の隙間から外が見えてしまいますね・・・
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ちなみに、解像度は片目1600×1440ピクセルなので、2560×1440ピクセルの液晶が一枚入っていた「Oculus GO」と比べるなら、3200×1440ピクセルという換算(25%向上)。だいぶ高解像度になっています。 実際に見比べると、かなりクッキリしていますが、ペンタイル方式の有機ELなので、網目がちょっと気になります。それでも高解像度なので、RGB配列ながらも解像度の低かったPSVR有機ELとは別次元です。 こちらは本体上部。ファブリック素材が使われていて、なかなか高級感があります。
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正面向かって右側には、充電用のUSB Type-Cポートと、オーディオジャックがあります。
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正面向かって左側にも、オーディオジャックと電源ボタン。 「Oculus Quest インイヤーヘッドホン」が左右で2つに分かれているので、このような仕様になっていると思われます。
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カメラ部分はぶつからないように?くぼみになっています。
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電源ボタンにもインジケータがあって、充電やバッテリー不足時に光ります。
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レンズには保護シートが貼られていました。 日光を当てないように注意。VRヘットセットにはやはりケースが必須だと思います。 いつもなら100均のケース(100円では買えないヤツ)に入れるのですが「Oculus Quest」の大きさでは入る物が無かったのと、コントローラーの収納も考えて、今回は専用のケースを購入予定。
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スタンドアローン型の「Oculus GO」「Oculus Quest」「Gear VR」を並べてみました。
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「Oculus Quest」を購入したので「Oculus GO」は不要になるかと思っていたのですが、両機種には互換性がないとの事なので(次回の記事で互換性を調べてみます)今までの資産を無駄にしないためにも「Oculus GO」は手放せません。 また「3DoF」の「Oculus GO」は「GoPro Fusion」で撮影した360度映像を見るのに最適。
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デザイン的な影響か「Oculus Quest」の方がコンパクトに見えます。
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こちらが「Oculus Quest」のコントローラー。とても握りやすいです。
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Oculus Rift」のものと、輪っかの向きが逆になってますね。センサー等の関係?
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単三電池1本で動く仕様が嬉しい所。 「Oculus GO」の時は結構バッテリー消費が激しかったので、大容量の充電式電池が望ましいかと思われます。
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「Oculus GO」のコントローラーはレーザーポインターみたいな操作感でしたが、「Oculus Quest」のコントローラーはかなり「手」に近い操作感です。これ以上を望むなら、グローブ型しかないでしょう。
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こちらはアクセサリ類が入った箱。 眼鏡用のスペーサーとか、USBケーブルが入っています。 ケーブルはスマートフォン用のもので十分ですが、付属の物は結構長いので、給電しながらでも遊べそう(ケーブルレスの意味が無いし、バッテリーに悪影響なので、やめた方が良いですが・・・)
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バンドの調整は、今回もマジックテープで行います。
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PSVRみたいな大掛かりな機構よりもシンプルで良いですが、ちょっとショボい。
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三次元音響を実現するスピーカーはこの位置にあります。
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初期設定を行います

「Oculus GO」もそうでしたが、初期設定には別途スマートフォンと専用アプリが必要になります。 後述しますが、このアプリはディスプレイミラーリングにも使えるので、タブレット等にも入れておいた方が便利です。
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アニメーションで説明してくれる凝った初期設定です。
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電源の入れ方や、操作に関しても説明してくれます。 最近の機器は説明書要らず。
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ペアリングを行ったら。
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WiFiに接続してアップデートが始まりました。
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コントローラーへの電池の入れ方から説明してくれます。 フタの取り出し方法が分かりにくいですからね。
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コントローラーのペアリングも完了です。
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ここで、アニメーションによる注意点の説明。 これで、初期設定は終わりです。
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アップデートしている間に、ストアでも見てゲームを物色しましょう。
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ヘッドセットの調整の仕方も図説してくれます。
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「Oculus Quest」のフィット感はかなり高いです。
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ぼやけていたり、見えにくい時はIPDを調整しましょう。
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ゲームパッドをペアリング

以降はスマートフォンいらずで使えるのですが、ゲームパッドのペアリングは単体では出来ないみたいなので、ついでにやっておきましょう。ゲームパッド必須のアプリも結構ありますし、便利な使い方も可能です。 スクリーンショットは「Oculus GO」のものですが「Oculus Quest」でもほぼ一緒です。
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やり方は簡単で、設定のコントローラーから「新しいコントローラーをペアリング」を選択して「ゲームパッドをペアリング」を選ぶだけ。
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ちなみにゲームパッドと専用コントローラーは排他利用になるので、どちらかがアクティブな時はもう一方が使えません。 ゲームパッドをメインで使う場合は、視線(厳密には頭の角度)でポインターを操作して、ゲームパッドのボタンで決定などの操作が可能です。

何かと便利な開発者モードにしておく

ADB接続して、自作のアプリをインストールしたり、後述する方法で一般的なAndroidアプリをインストールするために、開発者モードをオンにしておくと便利です。 こちらもスマートフォンから行います。「設定」から「開発者モード」のボタンをオンにすると…
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ブラウザが立ち上がって登録を促されます。 1.Go toのところにあるURLをタップすると…
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団体名を入力するように求められるので、適当に入れて送信して下さい。
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これで開発者モードがオンになりました。
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以降はADB接続が可能になります。こちらは普段使っているAndroidの開発環境のものでOKでした。 うまく接続できない場合は、こちらから「Oculus Go ADB Drivers」をダウンロードしてインストールしてみて下さい。 ちなみにADB接続が成功した場合は、ヘッドセットの画面に「このPCからの接続を許可しますか?」みたいなダイアログが表示されているので、許可してあげて下さい。
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以降はライブラリ内の提供元不明の項目にインストールしたアプリが表示されるようになります。 注意点として、開発者モードがオンだとWindowsでUSBファイル転送が上手くいかなくなります。

実際に使ってみましょう

ここからのスクリーンショットは実機のシェア機能で撮影されたものになります。 「Oculus Quest」のファーストインプレッションとしては、まず画質の美しさに驚かされます。 「Oculus GO」を初めて使った時も、当時メインで使っていたPSVRより奇麗で感動したものですが、「Oculus Quest」の映像を見てから「Oculus GO」を被ると、若干ボケた感じがします。 2560×1440ピクセルと3200×1440ピクセルの違いですから、解像度比で1.4倍(25%)の向上は伊達じゃないですね。 しかも、液晶から有機ELへの変更なので、色の鮮やかさや黒の締まり具合も抜群です。残念ながらVR酔いにも影響のあるリフレッシュレート(画面の書き換え)は「Oculus GO」と同じ72Hzのままなのですが、PCVRと比べなければ72Hzでも気になることは無いでしょう。 「画質」は最高峰なのですが、PSVRやPCVRと比べて気になるのが3Dの描画能力。 「Oculus GO」でも当時のハイエンドスマートフォン(Galaxy S7)並みの性能とは言え、さすがにPS4やPCに比べるとだいぶ落ちてしまいました。 「Oculus Quest」はSnapdragon 835搭載でGalaxy S8クラスの性能なので、1.4倍くらいのスペックアップは見込まれます(AnTuTuのスコアはS7が16万点で、S8が20万点でした。プロセッサの性能が25%ほどアップしていますが、解像度も25%アップなので、どの程度相殺されるのかは不明ですが・・・) スターウォーズのゲームやデモアプリの「Oculus First Contact」を見る限りでは、作り方によってはPSVR並みに美しい映像を生み出しています(PSVRは解像度がネックなので、いくらグラフィックが奇麗でも汚く見えます・・・)ので、期待出来ます。 ちなみに「Oculus Quest」にはチュートリアルアプリの他に、市販ゲームのデモ版がいくつかインストールされています。
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このチュートリアルが非常に優秀で「Oculus Quest」で出来る事が一通り体験できます。 ガーディアンについての解説や、専用コントローラーによる掴む、殴る、投げるなどの操作、トラッキングされた空間での動きを学習できます。
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他にもNASに入れた動画を見たり、VRにも対応したWEBブラウザ(Chrome準拠)も標準で搭載されています。自分で撮影した360度動画の閲覧もNAS経由で行うことが可能です。
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こちらは一般のAndroidアプリを実行できる「Oculus TV」。 前述の開発者モードをオンにしていれば、ADBからAPKファイルをインストール可能です。 さらに「ESファイルエクスプローラー」等から、Androidの設定アプリを起動できるので、フォントサイズやDPIを変更することも可能です。
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こちらはNASだけでなく、PCに入っている(Youtubeからダウンロードした)VR動画も再生可能な「SKYBOX」。VR動画を閲覧する方は必須のアプリだと思います。
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自分の「GoPro Fusion」で撮影した滝の動画を再生してみました。 5K(5120x2560ピクセル)の動画ですが、かなりクッキリとした映像で滑らかに見ることができます。
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WEBブラウザからWEBベースのVRゲームを実行する事も可能です。 ネイティブアプリケーション並みによく動きますよ! 現段階ではゲーム不足なきらいもある「Oculus Quest」では非常に助かります。
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前半レビューまとめ

待ちに待った「Oculus Quest」は期待を裏切らない完成度と、現時点で最高のVR体験ができる機器でした。デバイス的な不満はありませんが、唯一の不満として「Oculus GO」のアプリ資産が生かせない点が挙げられます。 Oculusの施策としては、パブリッシャー次第でPCVRの「Oculus Rift」用に購入したアプリの同製品がダウンロードできる事を謳っていますが、元々高性能なPCVRの「Oculus Rift」用に作られたゲームを、スマートフォン並みの性能の「Oculus Quest」用に調整するのは難しいと思われ、あまり数は多くありません。 実際には「Oculus Rift」より、「Oculus GO」の方がスペックは近いので、こちらと下位互換性を持たせたほうが良かったと思うのですが・・・。次の後半のレビューでは、「Oculus Quest」専用ゲームの感想と、「Oculus GO」用に購入したアプリを無理やりインストールしてレポートしたいと思います。 ▼こちらは国内Amazonの正規品です。定価以上になっている物を間違って買わないように気を付けて下さい。
この記事を書いている6月初頭では普通に購入できるようになっています。 ▼VR機器は、本体の大きさや、形状の特殊なコントローラーの問題で、意外と収納に困ります。

「GoPro Fusion」で撮影した360度滝動画はVR用のYouTubeアプリがリリースされた「Oculus Quest」で見ると楽しい! その2

前回の記事からの続きです。 せっかく「GoPro Fusion」を持っているので「Oculus Quest」や「Oculus GO」で見られる360度動画を作ってみました。ぜひ「YouTube VR」で見てみて下さい! 没入感・臨場感のある360度動画は、VRヘッドセットでの閲覧にピッタリ!加えて動画を見るたびに、撮影時の状況や事柄が、普通の写真や動画よりも鮮明に思い出されます。 こちらは岩手県にある女神山の白糸の滝。この場所には、他にもいくつかの滝が点在します。 川原毛大湯滝。実は、この滝は温泉です。春は寒くて入れませんが、夏場に行くと、森林浴もできて気持ち良いです。 滝ではありませんが、春の一時期限定で見られる現象「八幡平ドラゴンアイ」です。 回顧の滝がある抱き返り渓谷は、つり橋、急流、断崖、洞窟などがあって、様々な絶景が楽しめます。 360度動画は移動の出来ない「3DoF」なので、空間内を歩ける「6DoF」の「Oculus Quest」の恩恵はありませんが、処理速度アップ&解像度アップ、さらに有機ELで色再現性の高いの「Oculus Quest」の方が奇麗に見られます。 ▼こちらは国内Amazonの正規品です。定価以上になっている物を間違って買わないように気を付けて下さい。
▼まだまだ人気の「Oculus GO」も国内Amazonで購入可能です。

「GoPro Fusion」で撮影した360度滝動画はVR用のYouTubeアプリがリリースされた「Oculus Quest」で見ると楽しい! その1

今回の記事は「Oculus GOで見ると楽しい!」でも良いのですが、「Oculus Quest」購入記念という事で・・・(笑) 昨年末あたりに「Oculus GO」で見られる「YouTube VR」がリリースされ、しばらくYoutubeの360度動画を楽しんでおりました。2019年の春辺りから、せっかく「GoPro Fusion」を持っているので、自分でも撮影しよう!と思い立って、この春から近くの観光地の撮影を行い始めたのですが、これが撮ってみるとなかなか楽しいです。 やはり、没入感・臨場感のある360度動画はVRヘッドセットでの閲覧にピッタリ!加えて動画を見るたびに、撮影時の状況や事柄が、普通の写真や動画よりも鮮明に思い出されます。 以下の動画はPCやスマートフォンでも閲覧可能ですが、ぜひとも「Oculus Quest」や「Oculus GO」で見てみて下さい!! 360度動画は移動の出来ない「3DoF」なので、空間内を歩ける「6DoF」の「Oculus Quest」の恩恵はありませんが、処理速度アップ&解像度アップ、さらに有機ELで色再現性の高いの「Oculus Quest」の方が奇麗に見られます。 こちらは雪解けの頃の赤滝という滝。この滝はもうすぐダムに沈んで見られなくなってしまいます・・・。 次は切り立った岸壁がダイナミックな亀田不動滝。 この峯の白滝もなかなか美しい滝でした。 東成瀬村の公園にある不動滝。ここは家族連れの憩いの場所になっております。 さらに続きます。 ▼こちらは国内Amazonの正規品です。定価以上になっている物を間違って買わないように気を付けて下さい。
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2019年版 Android搭載スマートウォッチの比較&オススメ

2015年から2017年にかけて盛り上がりを見せたAndroid搭載スマートウォッチですが、最近ではスペックもローエンドスマートフォン並みになり、その進化も止まったように思われます。2019年現在では、だいぶ落ち着いてきた感じでしょうか? まぁ、それはAppleなど有名メーカー製のスマートウォッチに関しても言える事で、スマートウォッチというカテゴリ自体の製品ライフサイクルが成熟期に入ったか、もしくは衰退期に近づいているのかもしれません・・・。 ただ、面白い製品もあって、Android搭載スマートウォッチの最大の弱点だった電池持ちを克服するために、Androidと前に紹介したNordicのチップを搭載したアクティビティトラッカー用のOSの2つを搭載した「デュアルOS」という製品もいくつか登場しております。メモリも2GBや3GB搭載の機種も増えてきて、スマートフォンと遜色ない性能になってきました。 今回は2018年末から2019年以降に発売されたスマートウォッチをご紹介したいと思います。並び順は個人的に買う予定が高いものや、オススメ商品順に掲載していきますので、ご参考になれば幸いです。 (ただし、HUAWEIやXiaomi等の有名メーカーの製品は除きます。有名メーカーは大概Wear OSだし)

「Zeblaze THOR 4 Dual 」

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やはり最初にオススメするのは、個人的に気に入っているZeblazeの製品になります。 スペックは前機種の「Zeblaze THOR 4」とだいたい同じで、OSにはスマートウォッチとしては新しいAndroid 7.1.1を搭載し、メモリは1GB、ストレージは16GB。スクリーン構成はおそらく前と同じゴリラガラス4を採用した400x400ピクセルの1.4インチ有機ELに加えて「Zeblaze THOR S」と同じ500万画素のカメラをリューズ部と全面の「2つ」搭載しております。バッテリーは若干減って530mAhですが、他のスマートウォッチに比べればまだまだ容量の大きいものです。 デュアルの名前が指すのは、最近話題のデュアルOSではなくデュアルカメラの事で、前面にもカメラがあるので、ビデオチャットも可能というのがウリのようです。 GPSランニングウォッチとして使えたり、フィットネストラッカー等の基本的な使い方はもちろん、このスペックならAndroidアプリを入れてゲームなんかもそこそこ出来ると思います。私が使っているのは前機種ですが、オフライン地図を入れて電波のない所でもナビとして使えます。
ディスプレイ・解像度1.4インチ有機EL / 400x400ピクセル
CPUクアッドコア MT6739 1.25GHz
RAM/ROM1GB/16GB
OSバージョンAndroid 7.1
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
4G通信FDD-LTE(B1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 12 / 20)
3G通信WCDMA(850 / 900 / 1900 / 2100MHz)
本体サイズ・重量48.5×48.5×16.7mm / 72g
SIMカードnanoSIM
バッテリー530mAh
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Zeblaze THOR 4 Dual

「LEMFO LEM9」

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「LEMFO LEM9」は話題のデュアルOS搭載のスマートウォッチです。 スマートウォッチのデュアルOSとはAndroidの動作用のチップ(「LEMFO LEM9」の場合はMT6739)と、それとは別にGPSウォッチやアクティビティトラッカーにも使われているNordicのチップ(NRF52840)も積んで、2つのモードを切り替えて使えるタイプのスマートウォッチらしいです。まだ実機を手にしていないので、どのように動作するのかは不明ですが、これは面白い仕組みですね! Android搭載スマートウォッチの弱点は1日持つかどうかのバッテリー容量の小ささでした。この問題のせいで、私は複数のAndroidスマートウォッチを所有してはいましたが、1か月近く電池が持つアクティビティトラッカーの方ばっかり使っておりました。 さらに「LEMFO LEM9」は有機ELの解像度も若干アップされて454x454ピクセルという変則的なものになっていますね。 バッテリーは600mAhと一般のスマートウォッチの倍近く。Androidだと1~2日、Lite OSに切り替えれば5日くらいは持つそうです。
ディスプレイ・解像度1.39インチ有機EL / 454x454ピクセル
CPUクアッドコア MT6739 1.25GHz
RAM/ROMNomal 1GB/16GB Pro 3GB/32GB
OSバージョンAndroid 7.1+Lite OS
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
4G通信FDD-LTE(B1/2/3/5/7/8/12/17/20)
3G通信WCDMA(850 / 900 / 1900 / 2100MHz)
SIMカードnanoSIM
バッテリー600mAh
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「Kospet Optimus / Pro」

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個人的には今一番欲しい、2019年の本命スマートウォッチがこちら。 「Kospet Optimus / Pro」もデュアルOS搭載のスマートウォッチですが、特筆すべきはそのスペックで、Pro版の方はメモリが3GBにストレージが32GBというスマートウォッチ最高峰のもの。通常版でもメモリ2GBにストレージ16GBなので十分高性能です。ただし、価格差は5000円程度なので、Pro版を購入した方がお得な気がします・・・。 加えて、カメラは800万画素とこちらもスマートウォッチとしては最高峰(あくまでもスマートウォッチの中では・・・)で、有機ELの解像度も若干アップされて454x454ピクセルという変則的なものに。PPIは372なので、Appleが言うRetinaディスプレイ以上の細かさですね。 有機EL搭載のスマートウォッチはペンタイル配列が目立つのですが、このくらい高解像度だと気にならないかも!? あと、バッテリーも驚きの800mAh!Androidだと2~3日、Lite OSに切り替えれば1週間は持つそうです。
ディスプレイ・解像度1.39インチ有機EL / 454x454ピクセル
CPUクアッドコア MT6739 1.25GHz
RAM/ROMNomal 2GB/16GB Pro 3GB/32GB
OSバージョンAndroid 7.1+Lite OS
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
4G通信FDD-LTE(B1/2/3/5/7/8/12/17/20)
3G通信WCDMA(850 / 900 / 1900 / 2100MHz)
本体サイズ・重量48.5×48.5×16.7mm / 72g
SIMカードnanoSIM
バッテリー800mAh
▼ Gearbestではプレセール中でした。こちらは通常版。 Gearbest Kospet Optimus
Kospet Optimus
▼ こちらはPro版です。 Gearbest Kospet Optimus Pro
Kospet Optimus Pro

「Kospet Hope」

Kospet Hope.jpg
Kospetのスマートウォッチが続きます。 「Kospet Hope」は、見た目は違いますが「Kospet Optimus Pro」からデュアルOS機能を取り払ったようなスペックです。 メモリ3GBにストレージ32GBで、カメラが800万画素という構成は一緒で、解像度が400x400ピクセル、バッテリーが620mAhに若干落ちていますが、それでも十分高性能です。Lite OSによるデュアルOS機能が不要というなら、こちらで十分ではないでしょうか?
ディスプレイ・解像度1.39インチ有機EL / 400x400ピクセル
CPUクアッドコア MT6739 1.25GHz
RAM/ROM3GB/32GB
OSバージョンAndroid 7.1
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
4G通信FDD-LTE(B1/2/3/5/7/8/12/17/20)
3G通信WCDMA(850 / 900 / 1900 / 2100MHz)
SIMカードnanoSIM
バッテリー620mAh
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Kospet Hope

「Kospet Brave」

Kospet Brave.jpg
まだまだKospetのスマートウォッチです。 「Kospet Brave」は「Kospet Hope」の低スペック版といった感じ。デザインは似ていますが、カメラが無くなったり、メモリ・ストレージが減っています。それでもメモリ2GBにストレージ16GBなので、十分高性能と言えます。 残念なのは、液晶解像度が240x240ピクセルという点。バッテリーは「Kospet Hope」と同じ620mAhなのは嬉しいです。逆に言えば、スペックが落ちたぶん「Kospet Hope」よりもバッテリーが持つとも言えますね(笑)
ディスプレイ・解像度1.3インチ液晶 / 240x240ピクセル
CPUクアッドコア MT6739 1.25GHz
RAM/ROM2GB/16GB
OSバージョンAndroid 7.1
無線LAN802.11 b/g/n
BluetoothVersion 4.0
4G通信FDD-LTE(B1/2/3/5/7/8/12/17/20)
3G通信WCDMA(850 / 900 / 1900 / 2100MHz)
SIMカードnanoSIM
バッテリー620mAh
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Kospet Brave
[執筆中 まだまだ続きます]

「ARROWS Tab Q506/ME」楽天でも送料無料!イオシスで1万円切りで売ってた、防水防塵ビジネス用Windowsタブレット 簡易レビュー

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「ARROWS Tab Q506/ME」は高解像度な10インチ1920×1200ピクセルの液晶を搭載したWindowsタブレットで、CPUには最後のAtomとなったCherryTrail世代のAtom x5 Z8500を搭載し、メモリ4GB、ストレージ64GBとビジネス(オフィス業務や営業用)で使うには十分な性能を有しています。さらに防水防塵機能搭載という、まさに業務用マシンといった仕様・デザインのタブレットPCです。

購入にいたるまで

まず、初めに言っておきますが、私はイオシスの回し者ではありません(笑)し、当然何のリベートも貰っていません(こんな弱小ブログなんか相手にもされてないと思いますが・・・) 単なるいちイオシス愛好者です。 もっと言えば、イオシスの・・・おそらく企業払い下げ?と思われる中古品愛好者です。 基本的に中古PCは買わない主義なのですが、イオシスの企業払い下げ中古はかなり程度が良くて(仕入れ担当者様グッジョブです!)、新品に限りなく近いんですよ!(一般ユーザーが売ったと思われる中古品等は、それ相応の品質かと思われますが・・・普通の中古品は買ったことがないので分かりません・・・) 一時期イオシスでは、楽天店の送料無料をやめたり、本店と価格の差別化をしていたので、個人的に不買状態になっていましたが(昔はイオシス楽天店だと送料無料で、しかもポイントが付くので、本店よりお得でした)つい最近、楽天店でも送料無料を再開したみたいなので、また買ってみる事にしました。 (ちょうど期間限定の楽天ポイントが溜まっていたので、消化のためという目的もあります・・・) 今回購入した「ARROWS Tab Q506/ME」はフルHD以上の高解像度タブレットなのに税込9980円という1万円を切る驚きの価格です。 最近は中華タブレットも価格が高騰していて、10インチの高解像度モデルはこんな激安では売っていません。 前回のLTE搭載「Lenovo ThinkPad10」の11800円(送料別)よりも、さらに安いですね。まぁ「Lenovo ThinkPad10」はデジタイザとLTE搭載なので、こちらも破格でしたが・・・。 ちなみに、下が不買と言いつつ、その時購入した「Lenovo ThinkPad10」 (古い製品なのでレビューしていません・・・) 送料がかかったので12000円以上でしたが、状態も良く満足の買い物でした。ちなみに一緒に写っているキーボードはオークションで別購入なので付属しません。
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世代が違うので、今回の「ARROWS Tab Q506/ME」の方がCPU等のスペックで言うと上です。さらにメモリも「Lenovo ThinkPad10」が2GB(LTE搭載機ではない通常モデルは4GBが標準)だったのに対して「ARROWS Tab Q506/ME」は4GBなので倍です。 ▼イオシスでは売り切れていますが、系列店にはまだ在庫があるみたいです。

外観レポート

中古なので箱はありませんでした。 しかし、本体とACアダプタが梱包材にしっかりと包まれて送られてきました。 なんと!液晶保護シートが貼り付け済みですね。中華タブレットではよくある事なのですが、国産PCだと珍しいです。輸送用の保護シートではなく、普通に使える保護シートが奇麗に(中華タブレットだみたいに気泡入りまくりとは別)貼られています。 今は亡きSONYVAIOだと液晶保護シート貼り付けオプションで2000円くらいしたものです。 デザインはいかにも法人モデルといった感じ。良く言えば無骨。悪く言えばダサいです。 ビジネスユースの人はデザインなんか気にしない!ってか?>富士通 まぁ、富士通製品は昔からパーソナルユースやデザインにこだわったモデルでもダサいので無問題! (FM-TOWNSが一番マシだった・・・)
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こちらはタブレット下部。専用のキーボードが出ているので、そちらとドッキング用の端子だと思われます。 キーボードは通販で探すと17000円くらいするので、とりあえず買い揃えない事にしました。 (本体が1万円切りなので、気持ち的にキーボードに出せる予算は、せいぜいその半額以下ですね・・・別になくても良いですケド)
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液晶面向かって右側。 電源・音量・ショートカットボタン、そしてカバーで保護されているMicroSDカードスロットとSIMカードスロット(ダミー)があります。 ペンみたいな形状の部分は、おそらくデジタイザ搭載モデルではスタイラスが収納される場所です。 こちらのモデルはドライバを調べても、ペンには対応していないようでした。
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上部には何かの穴があります。ぶら下げるためのものかな?と、思ったらマイクのようです。
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液晶面向かって左側。 電源のインジケータの他に、カバーに保護された2つのUSBポート(USB3.0USB2.0が一つずつ)とmicroHDMIポート、そして電源用のDC INがあります。microUSB等は無いので、充電はこちらのポートからのみみたいです。
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背面も無骨。 一応、ちょっと奥まった部分にカメラがありますね。800万画素でフラッシュ(ライト)付きです。
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前面カメラは200万画素だそうです。
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MicroSDカードスロットとSIMカードスロットのカバーを開けた所。 WANモデルではないので、SIMの入る部分は塞がれています。
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2つのUSBポート(USB3.0USB2.0が一つずつ)とmicroHDMIポートのカバーを開けた所。 タブレットでは珍しいのですが、フルのUSBポートが2つあるのは何気に便利ですね。 HDMIも使えるので、外部モニタへの接続も楽々です。これらの仕様はビジネスマシンならでは? DC INもいちいちカバーを開けなければいけないのが面倒です・・・防水モデルだから仕方ない。
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イオシスで売っているモデルには専用カバーが付属するようでした。 ゴムのような素材で、耐久性は良さそうです。
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開くとこんな感じ。タブレット四隅の角は保護されますが、ポート類へのアクセスのため、基本的に左右・上部の防御力は皆無です。
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立てかける部分が一つしかないので、基本的にこの角度に固定されます。 滑りますが、無理やり位置を移動する事は可能です。
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カバーの蓋はゴム紐で押さえるタイプ。せめて磁石とかにして欲しかった・・・
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見て頂いた通り、外観的な面白い特徴はあまり無いです。 背面にはゴムっぽい素材が使われていたり、プラスチックも堅そうな素材なので、堅牢な感じはします。 上に書いた通り、カバーの防御力は無さそうですが、本体が強い?かもしれないので、落としても問題無さそうです(試しませんが・・・)

まとめ

中身も良くも悪くも普通のWindowsマシンです。 富士通が入れたソフトがいくつか入っていたと思うのですが、真っ先に消してしまったので良く分かりません(笑) ショートカットボタンを押すと、メニューが表示される機能もあった気がします。 ちなみに、ショートカットボタンを押しながらの起動でリカバリーメニューが起動します。
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スペックはこちらの通り、CPUはCherryTrail世代のAtom x5 Z8500で、メモリは4GB。ここには表示されておりませんがストレージは64GBです。 ペンとタッチの項目を見ても分かるように、デジタイザは非搭載となっております。 WindowsのエディションはProのようですね。 スペック的にはWEBの閲覧やオフィス程度の利用で、普通に使う分には全く問題ない性能です。 メモリもある程度余裕があるのでフォトレタッチもこなせますが、高度な動画編集は難しいかもしれません。3Dゲームなんかも厳しいと思われます。
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・・・と、思ったらフルHD解像度でもゲームがサクサク動いちゃいますね。 さすがCherryTrail世代の最後のAtomはグラフィック性能が高いと言われているだけはあります。 同じゲームを入れても、BayTrail世代のの「Lenovo ThinkPad10」よりもゲームには強いみたいです。 他の同性能のマシンでも動いたSKYRIMくらいなら、解像度を下げて最低設定なら遊べるかもしれません。
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久しぶりのCherryTrail世代機でしたが、使ってみた感想は、あらためて意外と実用的だなぁ・・・と思いました。 そういえば、少し前の中華タブレットのハイスペックマシンも「ARROWS Tab Q506/ME」と同程度の性能でしたね。 イオシスのサイトでは「Surface3」をライバルとして比較していましたが、CPU性能が若干落ちて、スタイラスが使えない以外はほぼ同等。防水防塵やポート類の多さを考えると、悪くない勝負をしていますね。 このマシンが1万円以下で購入できるとは・・・イオシス恐るべし!! ぜひとも、また企業払い下げの良品を激安販売して下さい!!送料無料で楽天で!!(笑) ▼イオシスでは売り切れていますが、系列店にはまだ在庫があるみたいです。